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8月のつぶやき(その2) [ツイート]

そして、8月後半分。仕事が立て込んでくると歌が出るわけで、♩やってもやっても終わらない~とか、♩クタビレクタビレクタビレチャッタ~とか。しかも、しょーもない凡ミスを連発。間違えてDVDを2枚ずつ買っちゃうとか、変なところいじってテレビをおかしくしちゃうとか、そのくせ楽しみにしてた番組の録画を忘れるとか。そして、トビー・フーパーの訃報も。これが俺の夏か。

8/16
> しかし、今週は忙しいな。世間はお盆なんだろうけど、休めねー。
> ナイトキャップとしてのアニメーション。ループするワーク。→https://t.co/yIhFtSdPxw
> ナイトキャップとしてのアニメーション。ループを破る。→Repete [HD] https://t.co/ZKEi3cs7oy @YouTubeさんから

8/17
> 歯医者でうっすらと流れている、インスト版の「ハナミズキ」。
> しかし、歯医者は精神が削られるな。これから仕事をする気にならないよ。
> 「諦めるということは、自分が“明らかになる”ことでもあります」→山田太一氏 脳出血で事実上の断筆宣言「もう原稿書けない」(NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース https://t.co/W6wml7mtcf @YahooNewsTopics
> 「これはなんだろうと思って考え続けていると、ふと戸惑いの向こう側に行けて、アニメーションや世界の新しい見方が開ける」。戸惑いの向こう側!→変態アニメーションナイト開幕、上映作の選定理由は「好奇心と想像が膨らむ作品」 - 映画ナタリー https://t.co/kTBWodKlTr

8/18
> キングの『IT』の映画化、ちょっと気になるな。怖い風船おじさん。
> タマフルを聞いたけど、辻田真佐憲さん、年々、ラジオでの喋りが達者になっているような気がする。森友mixあたりの、ノリノリっぷり。

8/19
> へー、ちょっといい話。 https://t.co/ySq9CSXGmx
> アマゾンでDVDを3枚買ったんだけど、間違えて同じものを2枚ずつ注文してしまったらしい。箱を開けたら6枚のソフトが。自分を殴りたくなる。
> 雨で立往生。私のいい人つれてこい。それは、雨の慕情。
> しかし、この土砂降りは傘なしじゃムリだ。
> 電車で「降りるよ」とお母さんに言われても気づかないくらい、夢中になって本を読んでる赤いメガネの小学生の女の子。彼女が読んでる本を見たら、『ぽっぺん先生の日曜日』だった。ああ、夏休みにふさわしい読書じゃないか。
> 録画しておいたテレ東のドラマ「デッドストック~未知への挑戦~」5話分を一気に見た。ぎゃー、これ本気で怖いヤツじゃん。本当にあった呪いのビデオ的ドキュメンタリータッチと、Jホラー的けれん。しかも、各話のストーリーとは別に全話を貫くサイドストーリーもあって、これは毎週見たくなる。
> 「デッドストック~未知への挑戦~」、今のところだと三宅隆太監督の2話目が出色。魂を宿した日本人形ってなおなじみのネタだけど、恐怖演出のバリエーションにその都度びっくり。例えば、いつの間にか後ろに人形がいるってのをどう見せるか。こーゆーのって、予想できないカットのほうが怖いわけで。
> しかし、村上虹郎はUAに似てるなあ。「デッドストック」みたいな髪型してると女性顔だなあと、改めて思う。
> 「デッドストック~未知への挑戦~」5話目の、死体をズルッと部屋に引き入れるシーンは『悪魔のいけにえ』かな。もたもたと引きずるんじゃなくて、ズルッといく感じ。この非常さと力の強さは、人ならぬ者の仕業だなと思わせる。

8/20
> 『ベイビー・ドライバー』、席が取れねー。来週か。
> 2時間前でもう最前列しか残ってない、という状態でした。予告も見ないようにして我慢してるんですが…。9月に入っちゃうと、また面白そうな映画が始まるので、来週には見たいですよねー。
> 是枝監督の新作もあり、ジャームッシュ関連も何本かあり。僕は、韓国のゾンビ映画『新感染』が楽しみで楽しみで。
> しかし、今年の韓国映画の充実っぷり! 単に僕が今まで気づいてなかっただけかもしれませんが、画面からあふれる熱量がすごい気がして。『コクソン』の最初の雨だけでシビれます。
> タイトルのエグさに惹かれ、DVDで『憲兵と幽霊』を観た。1958年の新東宝作品で、監督は中川信夫。いやあ、引き込まれた。天知茂の爬虫類めいた悪役っぷりが素晴らしい。冷酷で好色で計算高い。部下を陥れて処刑し、その奥さんを手篭めにして、すぐにポイ。憲兵さんは幽霊よりもおっかない。
> 中川信夫監督『憲兵と幽霊』、構図がいちいち完璧でうっとり。憲兵の宿舎や中国の大物スパイの屋敷、ナイトクラブなどのセット美術も素晴らしく、特に階段が出てくる場面がいい。これはもう、怪談映画で階段映画だな。さらに、怪奇場面ではカメラを傾け、足元がふらつくような不安定な構図に。
> 中川信夫監督『憲兵と幽霊』、俺がおおーっと思ったのは、天知茂が共犯者を殺したあとの場面で、死体を処分するためトランクを2個海に棄てるという演出。ああ、1つじゃ入りきらなかったんだな。てことは…、と描かれていない場面を想像させる。ヒッチコック『裏窓』の帽子箱的。

8/21
> 小津安二郎も、生まれた日にちと死んだ日にちが一緒だったよな。
> ♩死んだその日が誕生日~、は『ど根性ガエル』。
> 「月曜から夜ふかし」、ガングロカフェのギャルは人材の宝庫だな。電子工作が得意でラジオを作っちゃうとか、予想外すぎ。
> たぶん生まれて初めて、ギャルたちに「いいね」をされている。
> バイキング小峠とフットボールアワー後藤で、ブランキー対談とかしないかなあ。

8/22
> 仕事しながらよく、♩やってもやっても終わらない~、って有名な曲に勝手な詞を乗せて歌ってたんだけど、ずっとこの曲のタイトルが思い出せなかったのよ。それが先日判明した。「カルメン前奏曲」だ。
> ちょっと前にタコシェで入手した、自費出版の『よい島』という短歌誌を読んだ。小田島了、三上春海、鈴木ちはねという三人の歌人による、それぞれ百首の連作が掲載されている。表紙に日本列島の絵が描かれているんだけど、俺らが暮らす「よい島」がテーマってことかな。一首ずつ引く。
> ぼんやりしてるんだよね。俺らの毎日は。くっきりとした輪郭を持たない。ハムという具体性に「など」をつけずにはいられないほど。 ●あの闇は猫のかたちをしていてねときどきハムなどを食べにくる  小田島了
> 冷たいようにも見えるけど、こーゆーことってあるよね。ふいに覚めちゃうというか。でも、手は自動的に動いているというおもろかなしさ。 ●繰り返すうちに作業になってきてしまう背中をなでている手が  三上春海
> 飲み物をきっちり人数分揃える、というのも仕事のうちだったりするんだけど、そうなると会議に参加しているのは、有識者かペットボトルかよくわからなくなる。「伊右衛門」が効いてる。 ●有識者会議の机上いちめんに有識者の数だけの伊右衛門  鈴木ちはね
> この歌を作ったときにイメージしてた文庫のひとつが、『地球の長い午後』だった。 ●未知のものなべて青色 少年はハヤカワSF文庫を選ぶ

8/23
> 腹減った。冷やし中華食べたい。君の膵臓は食べたくない。
> 帰宅してテレビをつけたら音が出ない。どうやら故障っぽいんだけど、俺、こーゆーときホントなんもできないのよ。つうことで、バナナマンおぎやはぎオードリーが楽しくキャンプしてるのをサイレントで見ることに。あははは日村さんが歌ってらあ。何の歌かはわからないけど。
> 結局、あれこれ試して対処療法的にテレビから音を出すことはできたんだけど、いろいろと納得いかない。ホント、家電の故障って気持ちが萎える。メカに苦手意識があるので、下手なことをして取り返しがつかなくなりそうで。買い替えるとなると、それはそれであれこれ迷って精神的にへとへとになるし。
> しかし、こーゆーことがあると自分がどれほどテレビに依存しているかがわかるな。「ゴッドタン」の3時間半スペシャルが録画できなかったらどうしよう、とかおろおろしてしまう。
> 俺が参加している句会のメンバーには、テレビを持ってない人が俺が把握しているだけで3人いる。みんな静かな夜を過ごしているんだろうな。
> 学生時代、1年くらいテレビがなかった時期があって、その頃、宮沢りえがヌード写真集を出したのが話題になってたのよ。でも、テレビがない俺はぜんぜん知らなくって、友人に「おっくれてるー」と言われたのを覚えている。まあね、当時遅れていようが、今となっちゃその話題自体がもう昔話なわけで。
> ぶっとびー、なんつっても、なんのことかみんなわかんないでしょ。流行なんて、あっという間に昔話だ。
> あ、テレビの音声、直った。こんな簡単なことだったとは。さっきまでの1時間は、なんだったんだ? 直ったのは嬉しいけど、自己嫌悪。

8/24
> ちょうかわいい。 https://t.co/zjLj2HLjM3
> 「圧倒的なお金と暴力の波があるなかで、そこに立ち向かうときに自分たちの居場所になるような「離れ小島」をつくること」→アニメーション市場を飼い慣らし、カウンターパンチを叩き込め!:ひらのりょう×土居伸彰連載第7回|WIRED.jp https://t.co/MzxrdQKVIQ
> ヴァスティアン・ヴィヴェスの『LASTMAN』がアニメーション化されてるとは、知らなかった。つか、原作のマンガも最近知ったんだけど、すごく面白いよ。
> この連載対談は毎回、すごくためになる。俺らはまだまだ短編アニメーションについて、知らないことだらけだ。第1回はこちら。→Vimeo発、世界の新たなアニメシーン:ひらのりょう×土居伸彰【新連載Vol.1】|WIRED.jp https://t.co/hbBsLfu9OD
> ジュネーブ軍縮会議で高校生にスピーチをさせないとか、関東大震災朝鮮人犠牲者への追悼文を断るとか、継続的に行なわれてきたことを止めるってのは、かなり強いメッセージだと思うよ。過去を反省しない、ってだけじゃない。戦争や差別に反対する、ってことすら言わせたくない人がいるってことだ。
> もうさ、戦争すんな、差別すんな、くらいのことは普通に言わせろよって思う。いろんな意見もあるし、とかって口ごもってるうちに言えなくなりそうなのが、俺はすごく気持ち悪い。
> 「「文学にで戦争を止めてみせよう」、「それで戦争になったら? 無駄って笑われる」、いいとも、いんだよそんな時は「だってお前らは止めようともしなかったんだぜ」って全集の後書きに書いて(しかし出るのか?)世を去るから」。笙野頼子『さあ、文学で戦争を止めよう 猫キッチン荒神』より。

8/25
> 『トレインスポッティング2』で、再会したおっさんたちがキャッキャとsnowではしゃいでる場面は、可笑しかったなあと。
> ♩クタビレクタビレクタビレチャッタ~(ストドラパンパの節で)
> 久々に「SFマガジン」を買ったら、宮崎夏次系がマンガを連載してた。あと、来月に施川ユウキのSFマンガが出るらしい。メモメモ。
> しかし、左右社は面白いな。『天の川銀河発電所 Born after 1968 現代俳句ガイドブック』『RED ヒトラーのデザイン』『ウォークス 歩くことの精神史』などなど気になる本だらけ。タマフルで紹介されていた『大学1年生の歩き方』や、大澤真幸の個人誌も。
> 「【語り】原田知世」→NHKドキュメンタリー - ETV特集「青春は戦争の消耗品ではない 映画作家 大林宣彦の遺言」 https://t.co/x7UiZUFVJ9
> 会見の動画も見たけど、すげーな。決して「虐殺」という言葉を口にしないんだよ。→【速報・無料記事】関東大震災での朝鮮人虐殺、殺害をなかったことにする小池百合子東京都知事定例会見  - 「ノンフィクションの筆圧」安田浩一ウェブマガジン https://t.co/7Ho0AjY2MH
> 動画はこちら。→小池都知事:朝鮮人虐殺慰霊式典への追悼文取りやめでコメント - 毎日新聞 https://t.co/1MFAkMVtfo

8/26
> すげーバカ! 楽しみにしてた「ゴッドタン」SPの録画を忘れてて、予定を変更して、慌てて帰宅。最初数分を見逃した!
> スピードワゴンのマジ歌、オザケン!
> ベッキーが出てきたのに気づかない体の小木さん。
> 小木&ベッキー、最高! 好感度!
> ベッキーに対しておぎやはぎ矢作「本来は絶対向こう(24時間テレビ)に出る人」。
> バカリズムのマジ歌。椎名林檎のパロディ。♩お芝居にも興味あります それがグラビアアイドル~
> 松丸復帰! いきなり西野批判。
> ハライチ岩井のキングコング西野へのコメント。「ただ上手くて細かいだけの絵をニューヨークに持っていく意味がわかんない」
> 小木さんの西野へのコメント「梶原を追い込んだヤツ」。ひどいなあ。
> ゴッドタン3時間半SP、ずっと切れ目なく楽しかったんだけど、我が家のテレビの調子がおかしくて、途中で5分くらい映らなくなっちゃったのが心残り。唯一の切れ目。
> んー、やっぱ買い替え時か。いやだなあ。
> あとね、ラジオクラウドで落とした番組がマイリストに反映されない問題ね。
> 今夜は夜更けもゴッドタン。
> ゴッドタン、ゴールデンとはうってかわって下ネタだらけ。

8/27
> 「名作とされる古い映画を観て「面白くない」と感じるのはごく自然な反応だ」とかいう記事が流れてきて、一読して不快に。「〇〇警察」とか言っちゃうのとよく似た傲慢さ、デリカシーのなさを感じる。炎上ねらいかもしれないのでリンクは貼らない。
> これからパターソンだそん。
> ほぼ満席。
> これからもう一本、運転手の映画。
> かなーり前の席。
> 『ベイビー・ドライバー』の興奮覚めやらず、ツイッターを見たらトビー・フーパーの訃報が。
> しかし、夜更けに新宿の雑居ビルの屋上に上がるとは思わなかった。ヤッホー、ビルの明かり、ヤッホー、ピアノの音、ヤッホー、地下鉄の線路を横切るネズミたち。
> 今日は、『パターソン』『ベイビー・ドライバー』と2大運転手映画を観てきた。俺は運転はしないんだけど、詩と音楽はどちらも大事。
> 渋谷のヒューマントラストでは、ジャームッシュの過去作品のパンフが売ってたよ。『ストレンジャー・ザン・パラダイス』公開時のパンフが今でも手に入るってのも、すごい話だ。30以上前の映画だぜ。
> 新宿バルト9では、『ワンダーウーマン』のポスターの前で腕を組んで仁王立ちで写真を撮ってもらってる女子がいた。そーゆーの、なんかいいよね。

8/28
> 「悪魔のいけにえ」トビー・フーパー監督死去 #映画 #eiga https://t.co/Izbgb5Mr0z @eigacomより
> 高校時代、友人宅に何人かで集まり、レンタルビデオのホラー映画を観るってのを何度かしたことがある。その日は友人の家に泊まることになってて、俺らは噂に聞く怖い映画をチョイス。それが『悪魔のいけにえ』だった。見終えたのは夜更け。映画の終わりは朝焼けだったけど。
> それにしても、男子が集まってレンタルビデオを観る、ってなときに、どうしてホラー映画ばかりが選ばれるんだろう。俺の周りだけかなあ。ちなみに、そんな風にして高校時代に観たのが、『悪魔のいけにえ』『死霊のはらわた』『激突!』などなど。エロビデオも観たりしたけど、それはまた別の話。
> トビー・フーパーは、『ファンハウス』とかも好き。この映画を観て、トビー・フーパー作品に出てくる「悪い場所」のセットって「汚ない遊園地」なんだな、と思った。
> ウェス・クレイヴン、ジョージ・A・ロメロ、トビー・フーパー。ホラー作家の訃報がなんとも悲しいのは、彼らが「生きのびる」ことを描いてきたからかもしれない。
> テキサスチェーンソー、まさか?
> ガマンできずに、言ってしまった。まさか。
> 人生には3つの坂があります。上り坂、下り坂、そしてテキサス・チェーンソー・マサカーです。
> ヤバい。またしても、おちゃっぱーで笑ってしまう。

8/29
> 商店街のボロいスピーカーから、カリプソっぽい陽気な音楽が流れていて、なぜかグッときてしまう。
> バカンスが欲しい。
> 台風クラブのアルバム『初期の台風クラブ』を聴きながら移動。いいね、これ。じっとりする日本の夏のうた。

8/30
> 日曜日に観た映画。ジム・ジャームッシュ監督『パターソン』。パターソンという街に住むパターソンという名前のバス運転手の一週間を描いた映画。同じことのくり返しのように見える毎日にも、ちょっとした違いがあって、それが日々を豊かに彩る。例えば、ランチボックスに添えられた写真とか。
> ジム・ジャームッシュ監督『パターソン』、夕食の席で同居人に「今日こんなことあってさあ」って話すような、そんな出来事が描かれている。例えば、帰る途中で出会った見ず知らずの女の子に話しかけちゃってさあ、というような。オチがあるような話じゃないけど、ちょっと話したいことってあるじゃん。
> ジム・ジャームッシュ監督『パターソン』、主人公のバス運転手は市井の詩人でもある。職場の行き帰りや、ランチどき、いつも詩を練っている。この「詩が作られていく時間」がいい。歩きながら、食べながら、何度も同じ言葉を行きつ戻りつして、徐々に詩が育っていく。この感覚はちょっとわかる。
> しかし、こーゆー映画を観ると、アメリカにおける「詩」ってどういう位置づけなんだろうな、と思う。一定の敬意が払われているような気が、なんとなくするのよ。例えば、誰もが暗唱できる詩があったりするんじゃない、とか。俺は、日本人は詩をバカにしすぎだと思ってるので、気になるんだよな。
> ジム・ジャームッシュ監督『パターソン』、なぜか双子が次々と出てくる。それについてなんの説明もないんだけど、その瞬間、画面にどこか夢幻的な空気が漂うんだよね。ジャームッシュ作品に時折顔を出す、この手の夢のような感覚が、とても好きだ。俺らの日常は、ホントはいつだって夢と隣り合わせだ。
> 街を歩いていて、ちょっと意味がわからないような場面にたまたま出くわしたりすることってあるじゃん。例えば、なぜかびしょ濡れになってる人とすれ違う、的な。そんな「わからないもの」を見ると、俺はちょっと嬉しくなるんだよね。『パターソン』の双子も、そういう種類の「ラッキー双子」だと思う。
> ジム・ジャームッシュ監督『パターソン』、永瀬正敏が出てくる場面は、ちょっとグッときてしまった。『ミステリー・トレイン』のあの兄ちゃんが、スーツを着たおっさんになって「アーハン?」って言ってるんだぜ。
> ジム・ジャームッシュのなめらかな移動撮影も、ちょっと夢幻的だよね。あれ、大好き。

8/31
> 大島弓子の誕生日だそうだ。夏休みの終わりには「裏庭の柵をこえて」を。
> あああああ、夏が終わる。
> ●川岸に脱いだズボンを置き忘れ九月になってもふりちんのまま
> 日曜日に観た映画。エドガー・ライト監督『ベイビー・ドライバー』。噂には聞いてたけど、ここまで音楽と映像がシンクロしてるとは! いやあ、大興奮。これはもうアルバムみたいなもんで、1曲目に何を持ってくるかはとっても大事。んで、リズムがくるくる変わる、緩急ありまくりのあの曲だよ!
> エドガー・ライト監督『ベイビー・ドライバー』、クレジットと共に流れる2曲目も最高。主人公の歩くステップと街の風景や自然音が音楽とシンクロ。それをカットを割らずに見せる。つか、シーンを説明するときにときにいちいち曲名を挙げたくなるな。まあ、これから観る人のために言わないどくけど。
> エドガー・ライト監督『ベイビー・ドライバー』、主人公は寡黙で、常にヘッドホンで耳を塞ぎサングラスで目を隠している。特に前半は、パッと見何を考えているかわからないのよ。でも、様々なディテールから彼のキャラクターが徐々に見えてくるのがいい。みんなも指摘してる、トレックスのくだりとか。
> エドガー・ライト監督『ベイビー・ドライバー』、俺は主人公がピンクのラインストーンでデコられたiPodを取り出す場面とか好きだな。あれっ、ってなるでしょ。あと、「彼は天才だ」ってな会話を録音してミックステープを作る場面も。こうしたあれこれから、彼の境遇がなんとなーく見えてくるのよ。
> ウォークマンが流行ったのが、俺の高校時代くらい。音楽を聴きながら歩くってのは、気に入らない世界を自分で塗り替えるような感覚があった。ただ、iPodだと自分好みの世界に塗り替えるというよりも、塗られた世界が次々とシャッフルしていくような感じがある。そのめまぐるしさで外界を覆い隠す。
> エドガー・ライト監督『ベイビー・ドライバー』、自分の名前が出てくる歌は1曲しかないと語るデボラが、主人公のベイビーに「あなたの歌はたくさんあっていいわね」ってなことを言う。言い回しはうろ覚えだけど、こーゆー気の利いたセリフはアメリカ映画を観る楽しみのひとつだよね。
> ベイビーが出てくる歌といえば、俺の中では忌野清志郎なんだけどね。清志郎のベイビーソングは山ほどあるけど、『ベイビー・ドライバー』に寄せて挙げるなら、♩ベイビー逃げるんだげるんだあん~
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