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7月のつぶやき(その1) [ツイート]

ツイートまとめ、7月まできました。前半分で、いちいちもう断らないけど抜粋編集バージョンね。しかし、映画を観てんなあ。暇なのかなあ。あとは、あがたさんのライブと久々に参加するデモ。ツイートでも言ってるけど、「国は嘘をつく」ってのは世間知として持っていたほうがいいよ。この頃はここまでひどくなるとは思ってなかったけど、今年はそれがあからさまになった年だったわけで。

7/1
> 例えば、暴言を暴言として言うことで常識に揺さぶりをかけるということはあると思うのよ。だけど、今じゃ、賢しらぶってそれを良識のように語る話法ばかりが目について、いやんなるわいドナショー。
> さあさあきょうはこれからあがみつぱいだ!
> しかし、今朝チケットを見て気づいたんだけど、4時半開場、5時開演は、思ってたより早いな。つうことで、慌てて家を出る。
> わ、ケラさん&緒川たまきさんとすれ違う。
> カーネーションの大田さんもいた。
> ♩さあ煙草に火をつけてどこへどこへ行こう~ こんななんでもない歌詞に、どうしてグッとくるんだろう?
> 「あがた森魚&はちみつぱい in 東京 2017 ~べいびぃろん」ってなライブに行ってきた。会場はメルパルクホール。はちみつぱいのカオティックな演奏が気持ちよくって、フジロックのヘブンの夜とかに聴きたい感じ。あがたさんピアノ弾き語りコーナーの「月光オートバイ」も素晴らしくて。
> あがた森魚&はちみつぱいライブ、はちみつぱいコーナーの「こうもりが飛ぶ頃~塀の上で」もすごかったな。あと、「港の純情~骨」の流れも、「よし、かしぶちくんの曲をやろう」という慶一さんの言葉からの「リラのホテル」も。
> MCでも「今、を見せたい」って言ってたけど、あがたさんはつくづく振り返らない人だなあ。あがた森魚&はちみつぱいライブ、70年代の名曲群はメドレーにぎゅっとまとめちゃって、あとは最新アルバム『べいびぃろん』の曲がほとんど。そして、視線は遥か未来へ。じゅじゅじゅじゅ90世紀の。
> あら、エンケンさんも来てたのか。
> つか、バロン吉元先生も。
> あがた森魚&はちみつぱいのニューアルバムの1曲目で、今日のライブの本編ラストで歌ってた「アポロンの青銅器」。この曲に出てくる「望遠鏡に見えたのは隣の街の円盤(はいざら)でした」ってフレーズが好き。ユーモアたっぷりに宇宙と地上をひっくり返す。

7/2
> 戦争を経験した世代が多かった頃は、世間知として「国は嘘をつく」って意識があった気がするんだよね。でも、最近はそれが共有されていない。
> まあ、俺は都民じゃないので、都民の皆さま、よろしく頼むよ。
> さあ、観るぞー。ハ、ハ、ハクソー大魔王!
> アンドリュー・ガーフィールドって、イノセントな雰囲気が、若い頃のトム・ハンクスに似てない?
> 短歌紹介。この季節になると思い出す歌。「しょう」と「じょう」で韻を踏み、「づ(ず)」の音が細かく繰り返される気持ちよさ。 ●半夏生 わたくしは今日頭上より雨かんむりをしづかにはづす  永井陽子
> 0時過ぎに帰宅。TLで都議選の結果を確認。しかし、安倍晋三が会見をしないってのはすごいな。批判されるのが、とことん嫌いなんだんろう。政治家に向いてないよ。
> もう「御党が支持されないのはうんぬんかんぬん」とか、言えなくなったわけだ。いや、それでも言いかねないけど。
> メル・ギブソン監督『ハクソー・リッジ』を観てきた。戦場シーンは噂に聞く通り凄まじくて、内臓飛び出し残酷描写とともに、いろんな方向から聞こえてくる銃火器の音がおっかない。どこかから飛んでくる銃弾、突如大量に現れる敵兵、死んだフリ、打ち返す手榴弾などなど、戦場恐怖のコレクション。
> メル・ギブソン監督『ハクソー・リッジ』、俺は新兵訓練場面が好きだったなあ。『沈黙』の形だけでも踏み絵を踏めばいいじゃんってのと同様に、触るだけでいいから銃を持てって迫られる。でも、それをやっちゃうと自分じゃなくなっちゃうんだよ。そして、そんな彼を守るのが「憲法」だということも。
> メル・ギブソン監督『ハクソー・リッジ』、信念を貫く主人公を最初はいじめてた仲間の兵士が徐々に認めていく様を、言葉ではなく見せていくのもいい。じわっとわかるくらいの塩梅なのよ。あと、終盤、主人公が銃を手にして何をするかと思いきや、という場面は映画的な興奮がある。そうきたかー、と。
> メル・ギブソン監督『ハクソー・リッジ』、「戦場の天使」っていうとナイチンゲールだけど、この映画では衛生兵のことなんだな。アンドリュー・ガーフィールドのイノセントなたたずまいと、宗教画のようなラストシーン。

7/3
> ねむた祭り。
> もわー。夜でも、もわー。
> 同一人物の複数アカウントのコメントを排しただけで、ヤフコメがこんなに変わって見えるのは、わずかな人物がコメントを水増しして自らいいねを押しまくってたってことか。俺も、自分のツイートにいいねをする人を見かけて「何じゃ?」と思ったことがあったんだけど、メソッド化されてるんだろうな。
> ちなみにその人のツイートでは、別に聞いてもいないのに、「念のため言っておきますが自民党を支持しているわけではありません」とかなんとか言いながら、安倍政権を擁護してたっけ。この辺も物言いも、メソッド化されている気がする。わりとあちこちで見かけるからね。
> 先週観た映画の感想を。マイク・ミルズ監督『20センチュリー・ウーマン』。ウイメンだろ、ってのはまあおいといて。中学男子を取り巻く、母親と間借り人の女性、そして近所の女の子という3人の女性の話。冒頭の空撮からの燃える車、というシーンがイカす。父親的なものへの訣別から始まるわけだ。
> マイク・ミルズ監督『20センチュリー・ウーマン』、こーゆー映画は親目線と子供目線の両方で観ちゃって、揺さぶられる。子供の危なっかしさと、親のうざさと両方感じちゃうというか。母親が言う「私の知らない外のあの子の姿が見られてうらやましいわ」というセリフに、思わず涙。母でもないのに。
> マイク・ミルズ監督『20センチュリー・ウーマン』、マッチョじゃない生き方があることを中学男子が学んでいくのがいい。間借り人のお姉さんからミックステープをもらうとか、最高じゃん。「私が10代の頃に聴いて楽になった曲よ」。あと、パーティの席で「メンス」を連呼する場面の気まずさに爆笑。
> マイク・ミルズ監督『20センチュリー・ウーマン』、時代設定は1979年なのに、突如21世紀から回想しているかのようなナレーションが入るところが好き。「当時はHIVもインターネットも知らなかった」的な。ヘプタポッド、とまではいかないけど、未来から今を振り返り過去から今を夢見る視点。
> しかし、今年は女性がタバコをふかす映画が多いな。『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』『マリアンヌ』、そして『20センチュリー・ウーマン』のアネット・ベニング。
> 先週観た映画その2。マーレン・アデ監督『ありがとう、トニ・エルドマン』。まったく前知識がないままに観に行ったので、始まって20分くらいは戸惑いっぱなし。このおっさん何者? なぜに白塗り? 犬はどうした? つか、何でここにいんの? ところが、いつの間にか目が離せなくなっていく。
> マーレン・アデ監督『ありがとう、トニ・エルドマン』、キャリアウーマンの娘がおふざけで変装する父親につきまとわれる。この変装が絶妙にうさん臭いのよ。なんでわざわざそんな格好選ぶのか、バレバレの入れ歯にカツラで、ひどく無理矢理感がある。で、仕事場に急に現れたりして、ちょー気まずい。
> マーレン・アデ監督『ありがとう、トニ・エルドマン』、背景にはグローバリズムがあるんだろうけど、キャリアウーマンである娘はずーっとイライラしてるのに、それを隠して振る舞っている。弱みを見せられないということが、逆に脆さを感じさせるというか。これまた、この映画の居心地の悪さのひとつ。
> マーレン・アデ監督『ありがとう、トニ・エルドマン』、なんと162分もあるんだけど、気まずくて居心地の悪い時間が地味にしつこく続く。ところが、妙に可笑しくて痛ましくてもどかしくて、まったく飽きなかった。で、この長い気まずさの先に、終盤かなりびっくりする展開が。装うことと脱ぐことと。
> 父親の姿を家庭の外に置いてみる。そうすると途端に、「困った人」に見えてくる、ってなことがあるんだよ。俺は兄弟で集まると、しょっちゅうそんな話をしている。でも、親の目から見たら俺も、「いい歳してしょうもない息子」に見えるんだろうな。どっちも間違ってないのが、またやっかいなところで。

7/4
> もうとっくに絶版になってるはずの紀野恵の歌集『閑閑集』を、東京堂の沖積社フェアで発見! 解説は、なんと坂田靖子。俺も買っちゃったので、店頭には残り一冊。
> 紀野恵の歌集『閑閑集』に坂田靖子が解説を寄せている、という事実に軽く興奮しているわけですが、穂村弘の第一歌集『シンジケート』の帯を大島弓子が書いていたことを思い出した。80年代は少女マンガの時代でもあったわけで、歌人たちもその影響を受けていたってことか。

7/5
> 佐川「元」理財局長、栄転だそうだが、この先ずーっと「嘘と引き換えに手に入れたポスト」って言われ続けることになるわけで、まあそういう選択をしたってことだよな。
> 俺は「国を愛する」っていまいちピンとこなかったんだけど、ブレイディみかこさんの話はしっくりきた。ベンチに座ってぼけーっとできる公園がある。気軽に立ち寄れる図書館や、いざというときに駆け込める病院がある。こーゆーものを大切にすることが国を愛することなら、俺も愛せる!

7/6
> 冷房のせいか、ここのところずっとOPP。
> 一瞬ドキっとした。夜の飛び出し坊や。 https://t.co/M42wDRJfnV
> 『冬のUFO・夏の怪獣』、大傑作です! 2015年のワタクシ的ベストコミックです!
> そうなんです! 曲線が高野文子っぽい。カラーもすごくきれいで、ストーリーも最高にすっとぼけてて、ぜひぜひ読んでいただきたく。
> 版元のナナロク社のサイトで、収録作のいくつかが立ち読みできます。もしよろしければ、覗いてみてください。https://t.co/0rc2gYJPBv
> ああ、マンガの話って楽しいなあ。構図とかコマ割りとか背景とかペンのタッチとか、そーゆー話がたまらなく好き。
> クリハラタカシのマンガで好きなのが、人物の動きを中途のところを切り取ったような、瞬間の捉え方。例えば、座ってて立ち上がるとき、途中で中腰になるでしょ。その中腰状態を描くというか。 https://t.co/oDuLZYpvD0
> で、この動きの中途を描くというのは、近藤聡乃や西村ツチカなんかにも感じるのよ。あとはもちろん、高野文子。
> 動きの中途を描く、を遡るとウィンザー・マッケイに行き着く。マッケイはアニメーション作家でもあったわけで、動きを捉えるセンスがずば抜けているんだと思う。 https://t.co/vzPJiT58fJ
> サイレント時代のウィンザー・マッケイ作品。7分あたりからアニメーション本編に。Gertie the Dinosaur (1914) - World's 1st Keyframe Animation Cartoon - Wi... https://t.co/dDfeH9not4
> これはすごい! 「「オール・レビューズ」は、「原理的」には、明治以来活字メディアに発表されたすべての書評を閲覧可能にする書評アーカイブの構築を目指します」だって。みんなどんどん活用すべし。 https://t.co/O4k3qlLvvJ

7/7
> 『カーズ』の車を人間に置き換えて実写映画化するという倒錯。「クルマの物語を擬人化」って言い方も引っかかる。それはもう擬人化じゃなくて、ただの人間だ。
> 俺の好きなバンドが、どんどんカクバリズムになっていく。
> 言おうか言うまいか迷ってるうちに、ついに俺のTLにも「ヒアリハット」が!
> 「そんなデリケートな本を、なぜ山口氏は、書類送検中で、自分が起訴されるかもしれない状態で刊行することができたのか」→中村文則の書斎のつぶやき:誰もが納得できる説明を /愛知 - 毎日新聞 https://t.co/Bt5JWmDM4n
> いちいち怒るのはしんどいし、面倒くさい。でも、加計下村も誤解誤解の稲田もないという理由はないからですの菅も、佐川栄転も山口もみ消しも、腰の引けた閉会中審査も、あれもこれも腹が立つ。ちったあ休ませろ。
> 中でもひどいと思うのが、「こんな人たち」発言、それを「極めて常識的」とする発言、さらに「共謀罪で逮捕すべし」にいいねをしたという流れ。がっぺムカつく。「そんな人たち」に、緊急事態条項を与えてはいけない。
> 「ドキュメント72時間」松山の屋上観覧車。特になんてことない回だったけど、出てくる人がみんないい人なのがなんかいい。ディレクターと一緒に乗った大学生。話してる途中に「あ、来た」と景色を眺め、さらには途中で座席を移動する。彼にとってこの景色が大切なんだな、ということが伝わってくる。
> ハリウッド大作とかじゃない、パニック映画を観たい。『フェイズIV』的な、トライ&エラーを繰り返しながら、どんどん事態がヤバくなっていくようなやつ。

7/8
> バカみたいに暑いな。アントニオ汗バンデラス。
> 「立党当初から改憲が党是、というのは安倍氏の誤認だ」→倉重篤郎のサンデー時評:拡大版 戦後日本のクライシス 安倍改憲? ちょっと待った! 元衆院議長、河野洋平が喝! - 毎日新聞 https://t.co/HEQeT4O7FG
> 今から『ライフ』を観る。なんつーシンプルなタイトル!
> ダニエル・エスピノーサ監督『ライフ』を観てきた。宇宙船内でエイリアンに襲われる、『エイリアン』+『ゼロ・グラビティ』ってな感じのお話に新鮮味はないものの、細部に様々なアイディアが凝らされていてきっちり楽しめるSFスリラー。ツッコミどころも含め、こーゆー映画こそ夏休みに観たいよね。
> ダニエル・エスピノーサ監督『ライフ』、閉鎖空間ホラーもののノリで、6人の宇宙船クルーがどの順番でどんな風に死んでいくかのが見どころ。あと、冒頭15分くらいは生命(ライフ)賛歌ってな感じの演出になっているところも意地が悪くていい。
> ダニエル・エスピノーサ監督『ライフ』、冒頭の無重力長回しで、おおっと思う。あと、無重力空間に広がる血液、裏返しになったひらひらのゴム手袋、バッと開くパラシュートなどなど、あちこちにエイリアンの相似形のものが登場するのがお化け屋敷的。こういう映像的なアイディアは、観ていて楽しい。
> 宇宙船つうか、宇宙ステーションか。『ライフ』、宇宙版『死霊のはらわた』的なカットもあったな。宇宙ステーションは、あの山小屋みたいなもんで。
> ゴッドタンゴールデン3時間半スペシャル、だと? 24時間テレビの裏だそうだ。なんつうことをするんだ。

7/9
> かわいいっ! https://t.co/4UKBX7Zmkw
> 字多丸さんの『ありがとう、トニ・エルドマン』評を聞いた。一見すると地味な作品だしネタバレせずに説明するのがすごく難しい映画だけど、「サービス精神満点」というのはホントそうだよなあと。予備知識なしで戸惑いながら観るといいと思う。
> トム・クルーズ総選挙はあとで聞くつもり。ちなみに俺は『マイノリティ・レポート』かなあ。
> 俺は、デモも投票もじっくり時間をかけて考えるのも、どれかじゃなくて全部やったほうがいいと思ってる。その上で、全部ができなければ、できるものをやればいいいい。つうことで、今日は新宿のデモに行くつもり。
> 歩いてます。暑い。そして熱い!
> カメラ、多いね。
> 沿道でECDが拳を突き上げていた。
> 伊勢丹まできた。
> ガード下、音が反響してすげー。
> 到着。このあとアルタ前へ。
> アルタ前もすごい人。いい風が吹いている。
> サウンド鳴らしてたのは、DJ TASAKAだったのか。
> 新宿デモ、参加者は8000人だつて。つうことで、アルタ前も終了。紀伊国屋でも覗いて帰るか。
> いやあ、歩いた歩いた。スマホの万歩計で見たら18000歩。こーゆー一日の終わりに飲むビールは美味い。
> 「March For Truth」とか「安倍政権に退陣を求める緊急デモ」とか言われてる新宿のデモに行ってきた。新宿中央公園からアルタ前の街宣までフルで参加。いやあ、歩くのは楽しい。楽しい? そう、怒ってるんだけどなんだかポジティブな感じがして、すごく楽しかったのだ。
> 俺はたいていの場合、デモはサウンドカーについていくんだけど、今日はドラム隊についてった。そしたら、車椅子のおばあさん、イケイケっぽい女子、沿道に呼びかけるおばちゃん集団、パンクスのお兄ちゃん、などなど参加者のバリエーションがいい感じ。「こんな人たち」が一様でないことがわかる。
> デモは何度か参加しているけど、いつもよりも警官が少なかった。沿道の反応も、奇矯なものを見るような視線はほとんど感じなかったな。なんつうか、新宿の風景に溶け込んでいる。デモ隊の横を、出会い系やホストクラブの宣伝トラックが通り過ぎてくとか、そーゆー感じ。
> アルタ前の街宣も解放区のような雰囲気で、とてもよかった。それにしても、奥田くんのスピーチはずば抜けて上手いなあ。込められたメッセージも深く納得させられるし、何より届けることを大切にしている声の緩急にやられてしまう。
> デモの参加者の中には、俺とはスタンスがちょっと違うなってな人たちもいるし、街宣で行われたスピーチにだって納得いかないものもある。でも、そーゆーもんでしょ。俺は俺の意志で来たわけで、みんなもそうなら違ってたって当たり前で、別にいいじゃんかと。
> こーゆーの大好き! https://t.co/xJw6MSTjBu
> 歩きながら考え、踊りながら考える。

7/10
> 萩尾望都のポーの一族シリーズ、最・新・刊。『ポーの一族 春の夢』を入手。なんつうか、ありがたやと拝みたくなる。
> まだ職場ですが、帰りの電車で読みたい気持ちをぐっとこらえて、家に着いてからじつくり読むつもりです。
> 萩尾望都『ポーの一族 春の夢』を読んだ。ふう。わずか1巻とは思えないほどの情報量。たくさんの登場人物、入り組んだエピソード、不穏な時代背景、複雑な感情なんかが、絵とセリフから立ち上がってくる。そうなんだよな。この濃密な世界に耽溺するのが、『ポーの一族』を読む悦びなんだよ。
> 萩尾望都『ポーの一族 春の夢』、まずもってカバーや扉絵がきれくてきれくて。んで、カバーを外してみたら、あらうれしい。シルバーの特色を使った、これまた美しい表紙が出てくる。お試しあれ。

7/11
> 今日から施行か。 ●つつじ群れ共謀罪のあるくらし
> これは、ヤバい。「ヤバい」ってのは、こーゆーのに使う言葉だぜ。→変態アニメーションナイト上映作19本決定、「頭がキモチいい」予告編も公開 - 映画ナタリー https://t.co/ofdGqVNCh8
> 以前、「変態(メタモルフォーゼ)アニメーションナイト」に行ったとき、一応「メタモルフォーゼ」とルビがふってあるにも関わらず、チケットを買うとき「ヘンタイ1枚」と言ってた人を何人も見かけた。我も変態、彼も変態。

7/12
> 戸籍を見せろ、と迫る暴力性に、民進党がこうも鈍感だとは。都議選の総括だとか間抜けなことを言ってるけど、こんなことして支持率が上がるわけがない。むしろ、もっと下がるよ。
> 政治家のモノマネ、確かにテレビではほとんど見ないよね。清水ミチコが、田中真紀子や小池百合子をマネしてるけど、男の政治家はまず見ない。
> 俺、イッセー尾形による小泉純一郎のマネが絶品だと思ってるんだけど、まあテレビじゃやんないもんね。
> 斎藤美奈子さんの、「もしも首相がカップ焼きそばの作り方を書いたら」、可笑しいんだけど、ヤジに切れるところも入れて欲しかった。あと、変なところでやたらと言葉を区切るのも特徴ね。変な、ところでですね、こうやって、まさに、ぶちぶち言葉を、区切る、というのが、特徴、なわけで。
> 昔、石破茂と福田康夫の会話ってなネタを考えたのを思い出した。ゆっくり噛んで含めるように話す石破茂に、イラついた福田康夫が食い気味に答える。
> ちなみに、今日の「東京新聞」では、夕刊の吉村萬壱さんのコラムが「やる気スイッチ」が可笑しかった。
> 紀野恵の1986年の歌集『閑閑集』を読んだ。タイトルは『閑吟集』のパロディかな。この歌集に収録されている、紀野さんが学生時代に書いたエッセイにはこう書かれている。「ついでにここで就職運動をしておこう。この文章をお読みの心ある皆さん、私に閑職を!」
> 紀野恵『閑閑集』より夏の歌を。 ●ゆりかもめ 甲板に読む朱(あけ)色の泥棒詩集おゝゆりかもめ
> 紀野恵『閑閑集』より、夏の歌をもう一首。この優雅なふしだらさ! ●波間へと婚姻届十二枚棄てける後(のち)のビール・ジョッキは
> 「銀魂」を「餓鬼」に見間違える真夜中。

7/13
> 亜熱帯。だるい。寝たい。
> 「エイリアンズ」と聞いて、キリンジより先に『エイリアン2』が浮かんでもいいじゃないか。
> 酔っぱらって帰宅してそのまんま寝ちゃって変な時間に起きちゃって蕎麦とか食ってるのって、すべてにおいてしっかりしろと言いたくなる。でも、食いたいんだよ。

7/14
> しかし、あちいね。 ●灼熱のバス停に立つ 手に提げたガルシアの首重さを増して
> ソーダ水は夏の季語だそうだ。 ●のぼるあわひとつひとつにエレベーターガールいるよな炭酸水を
> 枕詞を使ってみた。 ●ひさかたのオリオンビール空缶を再利用して家建てる父
> 日村「あの子たち、朝方から 鳴き出すじゃない」 設楽「んふふ、日村さんって、蟬のこと『あの子たち』って言うんだ」
> 設楽「暑くって、何着りゃあいいんだって」 日村「裸だって暑いんだから。俺なんかずっと水かけてもらわなきゃダメよ」

7/15
> これからカーズを観る。三浦じゃないよ、マックィーンだよ。
> 『カーズ クロスロード』、楽しかったー。俺、いつもは吹替版に勝手に日本版の主題歌をつけるのに否定的なんだけど、奥田民生がどハマりの曲を書いてて、エンドロールまでニッコニコ。
> 『カーズ クロスロード』のエンドロールと、併映の短編作品、両方になぜか『ET』オマージュが。たまたま?
> まあ、『ET』とか『ジョーズ』はもはやポップアイコンだから、どこに出てきてもおかしくないんだけど。
> 『カーズ』シリーズで一番狂ってると思うのは、車がトラックや飛行機に乗ってること。人間で実写化したとしたら、って考えてみてほしい。
> 知人は、ヘッドライトを目にしなかったのがすごい、って言ってた。確かに!
> ホフディランの「雨あがりの夜空に」、いいじゃない!
> 「雨あがりの夜空に」をカバーするとき、サビ前のジャッジャッのところはマストだよね。
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