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6月のつぶやき(その1) [ツイート]

6月のツイートまとめもいっちゃうよ。前半分の抜粋編集バージョン。共謀罪のことを思うと、またしても怒りが込み上げてくる。とはいえ、この時期はもうピーズ、ピーズ、ピーズの武道館。ホントは感想をブログにまとめようと思ってたんだけど、もうあきらめました。ツイートの狂ったような連投っぷりから、あの夜の興奮を感じ取ってくれ。

6/1
> 単行本は7月10日! そして新シリーズも!→「ポーの一族 ~春の夢~」最終話がflowersに、来春には新シリーズ開幕 - コミックナタリー http://natalie.mu/comic/news/234346
> 武道館まであと一週間か。生きのばさねば。→Theピーズ「生きのばし(2017大久保Freedom session)」MV https://youtu.be/-oH4gANyeBU @YouTubeさんから
> こちらは最新曲。絶妙にダサいMVだけど、どこか楽園感がある。→Theピーズ「ブラボー」MV https://youtu.be/_cfCviyBX88 @YouTubeさんから

6/2
> 「 早稲田の英知を無駄づかい」ってキャッチコピー、いいな。
> お、空耳アワーでジャンパーが出たぞ。
> 役に立たない機械最優秀賞は、置いた瞬間ピタッと止まるミニ四駆。これ、前輪と後輪の回転を逆にしたってのが素晴らしいよね。
>

6/3
> 『ローガン』、えらく評判いいな。ところで、最近小さな文字がよめなくなってきた。
> 久々にブロードウェイにきている。中野の。
> タコシェは楽し。
> 今、地元のシネコンで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を観てきたんだけど、帰りの夜道で目の前をアライグマ横切った。え、アライグマ? いや、違うかもだけど、明らかに猫でも犬でもなくて、近くにいたカップルもびっくりしてた。嘘みたいなホントの話。
> このアライグマが喋ったりしたら、俺もいよいよだろうけど。
> アライグマを二度見してひねったせいか、腰が痛い。
> 俺も心ある皆さんと同様に「リミックス」という言葉を使わずに呼ぶことにしますが、ジェームズ・ガン監督『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOL.2』、楽しゅうございました。映像のアイディアがてんこ盛りな上に、全員に見せ場を作りながらごろんごろんとお話を転がしていく面白さ。
> ジャック・ヴァンスのSF小説をテリー・ダウリングという作家は「文化異類学的(ゼノグラフィカル)小説は、異星とそのライフスタイルを日常的なディテールにいたるまで描きこみ、異質でエキゾチックであると同時に、身近で平凡な異世界を構築する試みである」と評したそうだ。文化異類学的、ね。
> 観光するように異星のディテールを楽しむというのは、SFの大きな魅力のひとつ。その意味で、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOL.2』も文化異類学的。
> ジェームズ・ガン監督『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOL.2』、踊るベビー・グルートの背後で戦闘が行なわれているオープニングタイトルがすんごくいい。計算された画面に、ジェームズ・ガンのアニメーションセンスを感じる。
> ジェームズ・ガン監督『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOL.2』、エンドロールもよかったなあ。パルプ雑誌風のデザインのあちこちに、くすぐりが仕掛けられている。アメリカのポップカルチャーのエッセンスが、ギュッと詰まってるというか。こーゆーの大好き。
> 「映画とはこれ、美とはこれ、映像美とはこれ、世界一のシーンを是非ごらんなさいね!」→生涯忘れ得ぬ日 一生にただ一本 『フェリーニのアマルコルド』 – NOW SHOWING http://www.imagica-bs.com/nowshowing/broadcast/3040
> 「世の中に借りがある」という感覚は、俺もちょっとある。未だに自分が立派な大人だと思えないわけで、それでもいいじゃんと昔は思ってたけど、最近になってやっぱそれは「借り」だったんじゃないかと。
> なんか煽られてカールを買ってしまった。こんな時間にカールかよ。
> そしてこんな時間にゴッドタン。

6/4
> 共謀罪について「冤罪が多少あってもプラスになる」というのと、宮崎駿に関する誤報を受けて「次にこういうことがあったら番組を降りる」というのは、本人の中でどう整合性を取っているんだろうか。
> じつはきゆうじつしゆつきん。
> えー『夜明け告げるルーのうた』が苦戦してるの? それはいかん! みんな観てー!
> アメリカ映画で俺が好きなところの一つが、どんな困難な場面でも「軽口を叩く」とこ。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』なんかまさにそれで、クリス・プラットの軽薄さがとても好ましい。
> 『夜明け告げるルーのうた』ってタイトルは、七五調に慣れた感覚では『夜明け「を」告げるルーのうた』としたくなる。でもそれだと、座りが良すぎて安定しちゃうんだよね。「を」がないほうが、ハチロクのリズムで転がり出すんじゃないかと。あと、「るルー」と「ル」が重なるところにも音楽を感じる。
> タコシェで入手した逆柱いみりの「ニセ京都」シリーズを読んだ。これぞ観光マンガ! ニセだけど。 https://pic.twitter.com/s2AlejHynI
> 逆柱いみり『ニセキョウト モウレツ デスロード』は、もちろん『マッドマックス』へのオマージュ。つうか、俺は『怒りのデス・ロード』ってまさに逆柱いみり的な観光映画だと思ってる。変なところで変な人たちが変な車に乗って暴れまくる。それを眺める目の快楽。
> いましろたかし『ぼくトンちゃん 完全版』も読んだ。いましろ先生の描く動物のかわいらしさは、ちょっと水木先生の猫や狸を思わせる。書き下ろしの最終章も素晴らしい。最後のコマの子熊の愛らしさに希望を感じて、グッときたり。 https://pic.twitter.com/rRmyb35NLU

6/5
> 「「印象操作」と相手に疑念を被せる姿勢は、事実確認に「抗議」で答えた国連特別報告者事件(既報)や国連事務総長との一件既報とも重なってしまう」→安倍首相、質問に「印象操作」で反論16回(まさのあつこ) - Y!ニュース https://t.co/bMryBaXPd9
> 未だ議事録が公開されてない「私責任取りますよ」発言があった安倍首相の答弁を、端から分析。いかに質問に答えていないかがよくわかる。→加計学園問題の原点:安倍首相の3月13日の参院予算委での答弁を分析する(渡辺輝人) - Y!ニュース https://t.co/6oY8hufPv6
> こちらは、読売の前川氏報道の詳細な分析。「記事に重大な問題があることを承知の上で、敢えて記事化され掲載された可能性が高い」→読売新聞は死んだに等しい https://t.co/NQfNm2bups @wordpressdotcomさんから
> やっぱり相手の「話法」を知るのって、とても大事。そこから、対話ができる人かどうかがわかっちゃったりするわけで。だから、メディアはどんどん首相や官房長官の話法を明らかにしてほしい。識者だのみじゃなくて、自社でファクトチェックを含め、答弁の分析をやるべきだと思う。

6/6
> 俺が政治家を判断する最大のポイントは、「この人は俺が何かを訴えたら聞いてくれるだろうか」という点。思想がどうとかよりも、そっちのほうがずっと大事。だから、対話ができない政治家は認められないのですよ。
> 細馬宏通さんがプリート・パルンを観ている! 細馬さんには、またアニメーション論の本を書いて欲しいなあ。今度はカートゥーン以外も、マクラレンとかノルシュテインとかその他いろいろで。
> ようやく「ウィークエンドシャッフル」の推薦図書特集を聞いた。今回の選書は特に素晴らしいと思う。中動態、エロ本自販機、ヘラルド映画の仕事、などなど気になる本がズラリ。『春と盆暗』は俺も読んだけど、面白いよ。→初夏の推薦図書祭り! https://t.co/156kBkhMNw
> 「ウィークエンドシャッフル」の推薦図書特集、「本ポルノ」って概念が生まれる瞬間が最高。素敵な装丁のシリーズ物をずらーっと並べてうっとりする、ってのを「本ポルノ」って呼んでるんだけど、この感覚はよくわかる。もうね、読む前からエクスタシーですよ。
> 俺は、本が好きな人の本の話や、映画が好きな人の映画の話を聞くのが好きなのよ。批評的な意見もそれはそれで面白いんだけど、「この文章がたまらないんだよ」とか、「このシーンがなんかよくって」というような、ただ好きを吐露してるだけの話でも、すごく楽しい。
> つか、本や映画に限らないか。好きなものについて夢中で語る人が好きなんだな。野糞をするのが大好きだ、ってな話とか。
> 俺の好みとはたとえ違っても、K-POPの男性アイドルが好きでたまらないとか、バイクの改造やってると時間の経つのを忘れちゃうとか、「夢中が勝っちゃってる」人はいいなあと思うわけですよ。
> 例えば、この「英和対照日本国憲法」という本に細かく加えられた書き込みにも、「夢中の痕跡」を見てグッときてしまう。→https://t.co/gZVuMvdz5K

6/7
> ああまた、藤原竜也が演じるサイコパスか。
> 録画したまんまになっている「家、ついて行ってイイですか?」を毎晩少しずつ観ている。小学校などを回る児童向けの劇団俳優の40歳男性、液体窒素でCPUを冷やしてパソコンの性能を上げるおじさん、姉妹二人で支え合って暮らしている18歳の双子などなど、多様性万歳、という気持ちになる。
> 「家、ついて行ってイイですか?」、首都圏で終電を逃した人の家に行くのがメインだけど、ある時期から、移動販売車に買い物に来ていた人やお祭りに来ていた人など、地方も対象に。これがいいんだよなあ。都市部で生活してるとついついそれを基準にしがちだけど、そうじゃない暮らしもあるわけで。
> 「家、ついて行ってイイですか?」、鹿児島の離島で行なわれる大晦日の行事「トシドン様」は衝撃だった。なまはげみたいな感じで、トシドン様が各家庭を回り暗闇の中で子供たちの悪事を叱るというもの。子供はトシドン様の長い鼻を触り、最後は四つん這いになって背中に大きな餅を乗せられる。奇祭!
> トシドン様が面白いのは、単に珍しいというだけじゃなくて、それがちゃんとその地に根付いているということ。俺らが見ると意表を突きすぎてて笑っちゃうんだけど、子供たちは本気で怯えているし、大人たちもそれが大晦日の重要な儀式だと思っている。そういう共同体が、なんだかちょっとうらやましい。
> 「家、ついて行ってイイですか?」、津軽の過疎の村の校長先生もいい人だったなあ。長い教員生活で、バイクで教え子を亡くしてしまったことが悔しいと語り、なのに「危険を察知する前に興味が先立つのは当然でしょ。あぶねえからやめろやるな。そういう教育はしたくない」って言うのよ。すごいなあ。

6/8
> ピーズの武道館、売り切れとな! 明日が楽しみだ。
> 「ギガ減る」で思い出したが、10年くらい前、寝言で友人が「ギガバイト」と言い出したことがあった。あれは何の夢を見てたのか…。
> 予告編だぞ! 「ヘンデルからエリック・サティ、古事記、俵屋宗達、ノーマン・マクラレンまで、時空とジャンルを横断する凝縮の映像体験」→『山村浩二 右目と左目でみる夢』8月に公開決定&予告解禁!! https://t.co/1naXo8Tpkv
> 「Session-22」、詩織さんのインタビューを聞いた。とても重たくつらい内容。インタビューの途中で荻上チキが、被害者であるにも関わらずふとしたところに自責や自罰の言葉が出てきてしまうことに触れ、それは彼女の問題ではなく、司法や社会が自責を求めような構造になってるんだと指摘。
> この映像の記者も森ゆうこも、しつこく質問することが大切だということを教えてくれる。答えになってないなら、ちゃんと答えろと言うこと。→【報ステ】文科職員“証言”も「文書の存在」認めず(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース https://t.co/0WZ0aXqvWN
> 「政府は次に、盗聴法(通信傍受法)の改正に着手するでしょう。電話やメールの盗聴をより広範囲に、合法的にするためです」→特集ワイド:改めて問う「共謀罪」 成立させていいのか - 毎日新聞 https://t.co/LqFKqKDIrn
> 「私は幻滅について考えている小学生です。/先生は夢の地図を描けと言います。/曵かれてゆく牛の眼で。」四元康祐『単調にぼたぼたと、がさつで粗暴に』収録「オ・モ・テ・ナ・シ」より。
> 「個の尊厳と引き換えに私達は全体性の温泉に肩まで浸かって/ばんばばんばんと永遠を獲得する/巣に群がる蜜蜂のように自販機から吐き出される缶コーヒーのように/私たちはもはや互いに区別がつかない」四元康祐『単調にぼたぼたと、がさつで粗暴に』収録「彼」より。
> 「天国もなければ地獄もない/頭の上には空があるだけ/そんな世界を想像しようとすると/人間の姿が消えてなくなる/代わりにサルの赤ちゃんが一匹/木の枝からぶら下がっているのが見える」四元康祐『単調にぼたぼたと、がさつで粗暴に』収録「イマジン――レノンに倣って」より。
> 「だから野火焼きながらお口パクパク/領土のようにワイシャツの胸元はだけで/ファック斉唱!//君の裸のダーティ・ボムの/爆破ボタンにぴんと伸ばした指先這わせて/シット三唱!」四元康祐『単調にぼたぼたと、がさつで粗暴に』収録「儀式と強制」より。
> 四元康祐さんの詩集『単調にぼたぼたと、がさつで粗暴に』は、まるで社会の空気にビビッドに反応するラップのようだ。
> 『単調にぽたぽたと~』と同時に出たもう一冊の詩集、『小説』もよかった。「小説のなかの坂の上で/雲は律儀に一片の雲のふりをしている/小説の外を飛ぶ鳥にとって/雲は雲を超えて/雨であり空であり星の瞬きであり/鳥自身でさえあるのに」四元康祐『小説』収録「坂の上の雲」より。
> 武道館の前日に永ちゃんからコメントって、すごいなピーズ。
> ホント、このピーズへのバラエティに富んだ応援コメントを見てると、愛されてるバンドだなあと思う。お笑い芸人から、大森靖子やネバヤン、山下敦弘や大根仁、伊坂幸太郎や奈良美智、曽我部恵一や森雅樹、なんとウィルコ・ジョンソンまで!→https://t.co/BUGvscJ5bZ
> 『マスカキザル』からピーズを聴き始めた俺としては、この応援コメントが特にグッとくる。→ウガンダ https://t.co/9cJmhbniHp
> 俺も含めたマスカキザルたちが、明日の武道館にどぴゅっと集合するわけだ。

6/9
> 平日にライブ入れちゃうと、仕事中もちょっと浮き足立っちゃうんだよな。まあ、めったにないことなので勘弁してくれーい。
> それはそれとして、情報解禁になったベルウッド45周年ライブにも、気持ちがざわつく。あがたさん、慶一さん、細野さんが一堂に会するんだよ。目撃したい!
> よし、仕事上がったぞ。ドブーカンへ。
> 物販、すごい列。
> ピーズの武道館、もう開場してるのに外でビール飲んでる人がいっぱい。ピーズだなあ。
> おー久しぶりー、ってな感じで旧交をあたためてるっぽい集団がチラホラ。
> 武道館、初めてのアリーナ席。しかも、ちょーベスポジ!
> ヤバいテンションあがってきた。
> The ピーズの武道館の余韻に浸りながらビール。俺、ずーっとピーズを好きでいてよかった! そんな気持ちになる最高の夜だった。
> あのピーズが30周年、あのピーズが武道館、てことで、何度も感極まったんだけど、その度に嬉しそうにヘラヘラしてる3人の顔を見て、俺もヘラヘラに引っぱられたりして。
> 武道館の売店でビールを買おうと思ったら売り切れ。それも、また、ピーズっぽい。つうことで、アルコールなしでピーズを観たのは初めて。つか、武道館のアリーナも初めてだし、こんなに客が、帰らないライブも初めて。
> The ピーズ「30周年武道館」、30年間の曲をバランスよく配したセトリで、約3時間のステージ。最近の曲のディープさもいいけど、「いちゃつく2人」とか最初期の曲の無邪気な楽しさも大好き。タイトル見ればどんな内容かわかっちゃうようなごく短い曲ばかりだけど、そのあっけなさが愛おしい。
> ピーズっつうと、パンク、ロケンローってなイメージがあるけど、実はバラードもすごくいい。今日の武道館はバラードの名曲が目白押しだった。特にすっごく久々に聴いた「鉄道6号」がしみたなあ。♩汚れるほど汚れるほど 愛しい眺めがおかげで ふえるよ、ってフレーズとか年とればとるほどクる。
> The ピーズ「30周年武道館」、オーラスの「グライダー」で客電がついてはるくんが♩みんなグライダーって歌ったところで、泣けてきちゃって。まいったなあ。明るいから、俺が泣いてるのばればれじゃないか。「グライダー」の最後の雄叫びのところも、たまんなかったな。
> 武道館でのステージが終わって、客出しで「好きなコはできた」が流れ出しても、ピーズのメンバーがなかなかステージを去らない。客席は大合唱。で、やっとメンバーが袖にはけたんだけど、曲が流れてる間、客は帰ろうとしないで一緒に歌ったり踊ったりしてる。うん、立ち去り難いんだよね。わかるよ。
> ピーズのアビさんのギター、素晴らしいよね。演奏はもちろんだけど、ダックウォークをやっちゃったり「ル」みたいな足でギターを構えたりする、ロック小僧感にシビレる。今日の武道館でのアビさんは始終ゴキゲンなテンションで、ずーっとニヤニヤしてて最高だった。
> The ピーズ「30周年武道館」、俺の隣の女性は香川から来たって言ってた。ああ、全国からファンが集まったんだろうな。もう一方の隣では、体のでかい男たちが楽しそうにじゃれまくり。はしゃぎすぎて演奏中に眼鏡を落として、みんなで探したりして。そんなおっちょこっぷりもまたピーズ的な風景。
> 絲山さんも、奈良さんも、山下監督も!
> しかし、武道館で「オナニー禁止」と叫ぶことになるとは思わなかった。
> 俺の席から関係者席がよく見えたんだけど、まちゃまちゃの緑の髪を見つけて、そこからあの芸人さんも、あのミュージシャンも、と芋づる式に発見。
> よかったですねー。「切ない」はピーズのキーワードだと思います。ままならなさを抱えて生きていくというか。ホント、いろんな思いがこみ上げる夜でした。
> Twitterでピーズの感想を掘ってるうちに、こんな時間に。いい月が出ている。
> しかし、ピーズ30周年の武道館でゲストとかあるのかなあと思ってたら、3時間、3人だけでゴリゴリのロックンロールをやってて、そのことにもグッときたなあ。
> このツイートの、「気負いも照れ隠しもない」ってのに共感する。まっすぐに幸せをかみしめる姿の、なんとチャーミングなこと。
> ピーズの「シニタイヤツハシネ」を初めて聴いたとき、「だるい毎日をそれでも生きるんだ」ってな歌だと思った。俺もそんな日々を送ってたからね。その後、ピーズが活動休止から復活て出した「生きのばし」で、こんな日々でも生きてりゃあ何とかなるんだと思った。ピーズがそれを体現してくれていると。
> だからね、だからピーズが生きのびてることが嬉しいんですよ。生きのばして生きのばして、30年続けてて、武道館までやっちゃったことが嬉しいんですよ。
> 仕事のことも友人や家族のこともセックスのこともお金のことも、ままならないことだらけじゃん。何でだよお、と切なさでのたうち回りたくなる。それでも、低空飛行でグライダーのようによろよろ飛んでいくと、あるとき素敵な景色が見えたりするわけで。ピーズの歌ってのは、俺にとってそんな感じ。

6/10
> 『The Dead』という味も素っ気もないタイトルを、『ゾンビ大陸アフリカン』とした邦題はわりと好き。「大陸」がいいよね。
> 『懲罰大陸★USA』の原題は、『Punishment Park』か。なるほど。
> スマホの万歩計を見たら、昨日は22000歩超えていた。踊ったからなあ。
> これからローガンを見るヴァリン。
> ローガンを見ータント。

6/11
> ハチ公前で、宮台真司が共謀罪反対の演説。かなり熱い!
> 本日のコース。ハチ公前で共謀罪反対の街宣→松濤美術館でクエイ兄弟展→タワレコで大友克洋のトリビュート展。しかし、日曜日の渋谷は混んでるな。
> ピーズからクエイ兄弟と、なぜか双子づいている。
> 俺が好きな双子ギャグは、吉野朔実のマンガに出てきた、鏡代わりに互いの顔を見ながらヒゲを剃る、ってやつ。
> 渋谷のタワレコ8階でやってる「TRIBUTE TO OTOMO EXHIBITION 大友克洋展」、国内外の作家による大友トリビュート画がずらりと並んでてとても楽しい。これらのイラストは既に書籍化されているけど、それ以外に各作家の単行本が同時に展示されていて、手に取れるのがいい。
> 「TRIBUTE TO OTOMO EXHIBITION 大友克洋展」、興味はあるけど情報があまりないバンドデシネやグラフィックノベルのショーケースとしても、面白かった。俺が気に入ったのは、ロレンツォ・チェコッティという作家。日本人では、望月ミネタロウがぶっちぎりでカッコいい。
> バスティアン・ヴィヴェスっていうバンドデシネの作家が好きなんだけど、「TRIBUTE TO OTOMO EXHIBITION 大友克洋展」で新作が邦訳されていることを知った。しかも、少年マンガ風。いつの間に!
> 松濤美術館の「クエイ兄弟――ファントム・ミュージアム」。外は夏の手前の光が溢れているってのに、館内は薄暗い想像力でいっぱい。陰鬱なイラストレーションから、錆びたり朽ちたり薄汚れたりしている立体作品まで。クエイ兄弟はアメリカ生まれだそうだが、この薄暗さはいかにも東欧。
> 「クエイ兄弟――ファントム・ミュージアム」、俺が一番惹かれたのは、人形アニメーションで使われたミニチュアの部屋の数々。俺、クエイ兄弟の作品を観てるとついつい睡魔に襲われるんだけど、このミニチュアはずーっと見てられる。つか、クエイ兄弟って部屋の作家なんだな。 https://t.co/9w36gaWlkM
> 「クエイ兄弟――ファントム・ミュージアム」、カフカの「変身」を題材にした部屋のミニチュアもあった。ベッドの下に巨大なゴキブリのような虫がいるのはまあわかるけど、床にも細かな虫の死骸のようなものが散らばっている。このいやな薄汚さが面白い。これ、映像もあるそうなのでいつか観たい。
> クエイ兄弟で一番有名な作品は、ピーター・ガブリエル「スレッジハンマー」PVの、顔が野菜まみれになる場面じゃないかな。
> ピーター・ガブリエルの「スレッジハンマー」PVは、俺が高校生の頃、すっごく話題になってたんだよね。クエイ兄弟の他に、アードマンスタジオもアニメーションを手掛けていて、たぶんチキンが踊るあたりとかじゃないかと。
> ジェームズ・マンゴールド監督『ローガン』、シリーズを全部観てるわけじゃないのでついていけるか心配だったんだけど、横倒しになった給水タンクがドーンと映るシーンで興奮。後半の岩場の隠れ家も、コミューン感があっていいね。隠れ家が魅力的な映画は、たいていの場合いい映画。
> ジェームズ・マンゴールド監督『ローガン』、俺がグッときたのは、寄る辺ない者たちにとってコミックや映画がとても大切な役割を果たしているということ。約束の地になったり、神の言葉になったり、まるで聖書のように人生を理解することを助けてくれる。うわ、これって観ている俺らのことじゃないか。
> ジェームズ・マンゴールド監督『ローガン』最初のほうで、リムジンの客を次々に見せるところも面白かったな。語り過ぎず、社会背景をうっすら匂わせる塩梅がいい感じ。自由の女神とか、自動トラックとか、トウモロコシとか、そこここに社会の歪みが見えるけど、それをあからさまには描かない。

6/12
> 『クリームソーダシティ』を略すと、「くそしてー」になることを発見。だからどうした、って話だが。

6/13
> ケン・リュウ『紙の動物園』『もののあはれ』読了。話題になったSF短編集を、文庫化に際して2分冊にしたもの。それぞれの表題作はどちらもけっこうウェットで、ちょっと身構えてしまう。俺の好みは、SF的なアイディアを使いながらグローバリズムのシビアさを描いた『紙の動物園』収録の「結縄」。
> ケン・リュウ『もののあはれ』収録作では、架空博物学的な「選抜宇宙種族の本づくり習性」が俺好み。諸星大二郎の「遠い国から」シリーズ風でもあり。妖術と科学が共存する中華版スチームパンクの「良い狩りを」もいいね。タイトルがいかしてるし、終盤の展開には、うひょうと驚いた。
> ケン・リュウは、長いスパンの話を短編として描くのが上手い。思い出のアルバムをめくるようにあれよあれよと時が流れていく中に、家族や民族の葛藤が浮かび上がる。『もののあはれ』収録の「波」も面白かった。人類が不死を手にする話だもんだから、40ページでもうすごい時間が流れるわけよ。
> ケン・リュウ「太平洋横断海底トンネル小史」に、公民権運動を下敷きにしたと思しきエピソードが出てくる。黒人の友人と共にバスに乗ってアメリカ南部を旅している白人の少年。その母親が語る言葉がいい。息子のやっていることで世界や人々が変わるかどうかはわからないとしたあとで、こう続ける。→
> →「あの子が意見を表明する、黙っていない、それだけであたしには充分。あの子はアメリカの秘密をほんの少しだけ守りにくくしている。それは充分価値があることなの」ケン・リュウ『紙の動物園』収録「太平洋横断海底トンネル小史」より。

6/14
> 怒!→ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170614-00000038-mai-pol
> 現政権の特徴が「話し合いをしたくない」というのは、すごく納得できる。あと「過ちを認めたくない」ね。そして、そうした姿勢だからこそ支持する、という人が一定数いるというのも。「無双」とか言っちゃったりして。そりゃあ無双だよ。他者を排除してるんだから。
> しかし腹立つな。こっちはマジメに仕事してんだよ。まともに国会やれよ!
> どうしようもなくひどいことになってから、「あれはマズイと思ったんだ」とか言ってもダメだからね。今言わなきゃ。
> やっぱ国会前に来てしまった。まだやってるよ。
> 離脱した。
> 急遽行われた抗議行動で、こーゆーのすごいなと思う。 https://pic.twitter.com/2m5CTYxjNm
> ホントそう。壊すのは簡単でも、元に戻すのはすげー大変なんだよ。
> ♩大人だーろー→忌野清志郎・空がまた暗くなる https://youtu.be/Edf05-Klvrk @YouTubeさんから
> テンションが上がる曲。→Primal Scream - Movin' On Up (From "Screamadelica Live" DVD & Blu-Ray) https://youtu.be/onyn005txjE @YouTubeさんから
> これも元気が出る曲。踊れや踊れ。→Goran Bregović - Kalashnikov (Poznań 1997) https://youtu.be/UqOL7LOR6ko @YouTubeさんから
> かっけー! 踊れや踊れ。→KODAMA AND DUB STATION BAND - GODFATHER, WHAT A WONDERFUL WORLD https://youtu.be/qX07m-j7CEQ @YouTubeさんから
> くくくくたばれ。そして、おやすみなさい。→ハンバート ハンバート "ぼくのお日さま" (Official Music Video) https://youtu.be/w8Xi-jwR0aI @YouTubeさんから

6/15
> これから社会で生きていかなきゃならない若者たちが、「民主主義が終わった」という発言にムカついていたというのを聞いて以来、俺も「終わった」って言わないようにしてる。終わらせないようにするのは、自分だということ。
> すべての犯罪をチェックするんじゃなくて、「前川の身辺を洗え」ってな感じで狙い撃ちするのに共謀罪は便利なんだよ。
> こーゆーのホント嫌悪する。権力を持っている側が冗談めかしてその力をチラつかせるってのは、恫喝以外の何者でもない。いじめの横行する教室とどこが違うんだ? https://twitter.com/freie_Herz/status/875349625611313155
> 今すぐに共謀罪が適用されることはなくてほとぼりがさめた頃に見せしめのように使われるんだろうな、と思ってたけど、意外とそうじゃないかもね。現政権の嗜虐性や恫喝的な態度を見ていると、施行後すぐにゴリゴリやってくるかもしれない。なんつうか「力を見せつける」のが好きなんだよ、この政権は。
> 共謀罪は人間の弱さにつけ込むんだよ。
> こんな曲とか。→R.E.M. - Bad Day (Video) https://youtu.be/Hyk-Vdd_Qrk @YouTubeさんから
> こんな曲とか。→前野健太「今の時代がいちばんいいよ」LIVE at 紀伊國屋書店 (Official) https://youtu.be/fKY-16g93dQ @YouTubeさんから
> 楽しかったフジロックでのステージを思い出す。踊れや踊れ。→Flogging Molly - Rebels of the Sacred Heart https://youtu.be/zKeJA5xhirU @YouTubeさんから
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