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10月のつぶやき(その1) [ツイート]

10月前半のツイートまとめ。思い出したように言っておくけど、誤字脱字や表記を整えたり、文脈がわかるように順序を入れ替えた抜粋編集バージョンです。つげ義春、イギー・ポップ、ベルウッドって、いったいいつの話だよって感じだな。あと、Astronaut.ioってサイトの映像にはとても感銘を受けた。→http://astronaut.io

10/1
> 『天の川銀河発電所 Born after 1968 現代俳句ガイドブック』、読了。最後は「かわいい」の章。素朴な顔して変なこと言ってるとか、素朴な実感を独特の言葉で表している、という句に惹かれる。まあ、本当に素朴かどうかはわからないけど、ストンと腑に落ちるというか。
> 『天の川銀河発電所』、小野あらたの句は「言われてみればそーゆー場面ってあるよね」って気持ちにさせる。でも、それが詩になることに、言われてみるまで気づかないというか。 ●手術跡見せられている夜長かな  小野あらた
> 『天の川銀河発電所』「かわいい」の章より、絶妙に時事を取り入れた句。 ●東電に賞与の出たる冬の海  関悦史
> 『天の川銀河発電所』「かわいい」の章より、いったい何の話をしてるんだ、という句。 ●鍵男爵は鍵にくわしい春あらし  田島健一
> 『天の川銀河発電所』「かわいい」の章より、素朴な実感が詠まれていて思わず、わかるぅ、となる句。 ●颱風の去りすべすべの夜空かな  津久井健之
> 『天の川銀河発電所』「かわいい」の章より、トボケた顔して何やってんの、という句。 ●幽霊とおぼしきものに麦茶出す  澤田和弥
> 『天の川銀河発電所』「かわいい」の章より、そこに目をつけますか、という句。 ●かしらんと男が言って冬の晴  佐藤智子
> 『天の川銀河発電所』「かわいい」の章より、他人から見ればささやかだけど本人にとっては切実だよね、って句。 ●草の実や女子とふつうに話せない  越智友亮
> ということで、『天の川銀河発電所 Born after 1968 現代俳句ガイドブック』、堪能しました。あー面白かった。言葉で捉え直された世界の多様性に、うっとりする。帯は千葉雅也。「現代俳句を読み、目を上げて周りを見れば、世界にひびが入っている。世界が、生まれ直すのである。」
> これからクストリッツァの最新作。ウンザウンザと期待が高まる。
> 録画した「キング・オブ・コント」を見ていたら、こんな時間に。ジャンポケ、つくづくコント師だと思う。トリッキーなことをせず、設定と演技で笑わせるあたりが。
> あと、俺、アキナのコントのあの感じは好きよ。

10/2
> 枝野幸男の認識は、とても腑に落ちる。保守かリベラルか、ってことよりもトップダウンかボトムアップかだ、ってのは、まさにその通りだなあと。
> コニー・ウィリス『ブラックアウト』上下巻を読了。第二次大戦中のイギリスのそれぞれ異なる環境にタイムトラベルする3人の大学生が、皆帰れなくなってさあ大変というお話。足止め、巻き込まれ、行き違いなどで、なかなか思うようにことが進まない。こんなに進まないのに、読むのを止めらんない。
> コニー・ウィリス『ブラックアウト』、舞台の一部がダンケルクなんだけど、助けを待つ側の焦りや苛立ち、という点がタイムトラベルで島流しになった登場人物たちと重なる。あと、いくつかの時間軸を行き来しながら進んでいきある地点で合流するカタルシスに、ノーランも読んでるかなあと思ったり。
> コニー・ウィリス『ブラックアウト』、未来から第二次大戦中のイギリスにやってきた学生たちは、仲間に会いたいのに会えない。でもその代わり、その時代の人たちと様々な交流を持つんだよね。そこから過去の人々の暮らしぶりが生き生きと伝わってきて、片渕須直監督がフェイバリットに挙げるのも納得。
> 第二次大戦中のロンドンでは、防空壕がわりに地下鉄の駅を使っていたそうだ。そんな、空襲が日常と化した地下鉄駅ってどーゆー感じなんだろう。というのが、コニー・ウィリスの『ブラックアウト』で描かれている。
> しかし、文庫で上下巻の『ブラックアウト』は、これだけでは完結せず、続編でさらに分厚い上下巻の『オール・クリア』に続くのだ。ペースを上げて読んじゃいたいような、じっくり腰を据えて読んだほうがいいような。
> 10月は読書の季節だよな。座って踊る名付けて座読書!
> ビリケンギャラリーのつげ義春トリビュートで、田中六大の冊子を入手したい。
> 「おそ松さん」、ふざけてるなあ。徹底して、ちゃんとしない。
> 「おそ松さん」のエンディングで、田島貴男の声の強さを思い知る。

10/3
> 話を聞いてくれる人かどうかは、政治家を選ぶうえで、大事なポイント。「こんな人たち」と激昂したり、「その指摘は当たらない」と突っぱねたりする政治家は、ああ話を聞く気がないんだな、と思うわけで。
> ふと気づくと「さくらんぼ」を口ずさんでいる。にゃんこスターのせいか?
> サニーデイの新譜に「泡アワー」って曲があるのかー。
> 公約の内容を書かずに遵守しろって言ったり、金額を書かずに資金提供しろって言ったり、そのくせ外国人参政権だけやけに具体的だったり、こーゆー書面にサインしちゃう人はおっちょこちょいだと思うんだけど、公認を受けた政治家はみんなこの条件を呑んだのか?https://t.co/lviAy6WGRt

10/4
> ときどきこの声が無性に聞きたくなる。→Iggy Pop "In The Death Car" (Arizona Dream soundtrack) https://t.co/i2wUjFI3zM @YouTubeさんから
> R.E.M.とパティ・スミスの共演。→EXCLU : R.E.M et Patti Smith : "E-Bow the Letter" (Live in New York) https://t.co/SOwH7jXFkD @YouTubeさんから
> 負けそうなときこそ聞きたくなる。→Spoon - The Underdog https://t.co/OitkASNPvp @YouTubeさんから
> 俺、選挙区でホリエモンと争ったときの亀井静香を、一時期モノマネのレパートリーにしてたのよ。俺が亀井静香のことが嫌いになれないのは、まさに佐々木敦さんが言及しているところで。死刑廃止論者であり、妙に泥臭かったりもして。
> モノマネする前には、別に亀井静香のことを好きでも嫌いでもなかったんだけど、おちょくるつもりでマネしてたら、だんだん愛嬌があるなあと思い始めて。ストックホルム症候群みたいなことかもしれないが。

10/5
> いきなりメンバーが次々と月の句を投稿しだすとか、句会のLINEグループってすげーなと思った仲秋の名月。
> 拙句。 ●名月や名前を付けて保存する
> たまにはハッシュタグを使ってみよう。『短くて恐ろしいフィルの時代』ジョージ・ソーンダーズ。人がひとりしか入れない国とかガラクタでできた人々とか、ヘンテコな設定で独裁者が生まれるメカニズムを描いた小説。中編くらいのボリュームだし、何より笑えるのが素晴らしい。 #総選挙に役立つ本
> お、カズオ・イシグロか。
> お、「天使たちのシーン」。
> と思ったらメドレーだ。
> ♩大人になりずいぶん経つ~
> 先週観た映画。ダニエルズ監督『スイス・アーミー・マン』。内気な青年が、万能ナイフのように様々な道具の代わりになる死体と共に無人島を脱出する、という突拍子もない設定の青春コメディ。バカバカしい話だなあと思ってたら、途中でブロマンス風になってきて、終盤でさらに予想外の方向に。
> ダニエルズ監督『スイス・アーミー・マン』。タイトルが出るタイミングが最高。けれん味たっぷりに、どーんと出るのよ。それ自体がギャグになってるような出方というか。あと、俺が惹かれたのは、DIYセンスあふれるチープな工作たち。ものがなければ作ればいい。サバイバルでも映画でも。
> ダニエルズ監督『スイス・アーミー・マン』。おならに始まり、うんこや勃起やオナニーなど、下ネタ満載。だけど下品にならないのは、「生きるってそーゆーことじゃん」という精神に貫かれているから。さよおならだけが人生だ。
> 先週観た映画。ヨン・サンホ監督『ソウル・ステーション/パンデミック』。『新感染』の前日譚的なアニメーション。押しよせるゾンビたちを、警察は最初ホームレスの暴動だと思い込むのよ。ゾンビが炙り出す格差。貧乏人たちを「食い物」にするのはゾンビじゃなくて、というラストの後味の悪さも格別。
> ヨン・サンホ監督『ソウル・ステーション/パンデミック』。都市の描写がすごくいい。近代的なソウル駅周辺と、安ホテルがある入り組んだ露地。ほらここにも格差が。んで、風俗業から逃げ出した少女がモデルルームに逃げ込むという皮肉。家に帰りたかったのに、結局ニセモノのホームにたどり着く。
> ヨン・サンホ監督『ソウル・ステーション/パンデミック』。ヒモの兄ちゃんのキャラクターが、オリラジ藤森っぽい軽薄さがあってよかった。他の登場人物も含め、ちょっと今敏っぽいタッチだなあと思ったら、パンフで監督が日本のアニメ、とりわけ今敏からの影響を語っていた。
> 娘を持つ父親にとって『新感染』はきっつい映画だった、ってな意見を聞くけど、『ソウル・ステーション』もまた違った意味で父親にはキツい映画だろうな。

10/6
> 「希望する語調:です・ます」というのが興味深い。ネトサポ系の妙に慇懃無礼な文体って、どっからきてるのか気になってたんだけど、そういうテンプレなのかも。 https://t.co/eyeRP2z7q9
> 相手を虚仮にするために丁寧な語り口を採用する、ってなことがあるのはまあわかるのよ。でも、ネトサポ系の文体って、それとも違う気がするんだよな。いびつなコスプレ、みたいな感じ。
> 貴殿、ってな呼び方もあったな。何のコスプレだ?
> 花粉症ゼロ、で連想するのは、楳図かずお『14歳』で、一夜にして国中の植物を人工のニセ植物に変えるエピソード。
> カズオ・イシグロで祭り状態の早川書房、中学生の頃からの早川ファンとしては嬉しい限り。この勢いで、『ブレードランナー』に合わせてディックもバカスカ売れてほしい。
> ちょうかわいい。 https://t.co/Pgd1kLot6C

10/7
> ゲットだぜ。 https://t.co/JVTPuWQ2L3
> これからイギー・デンジャー、じゃなくてギミー・デンジャー。
> 発売が楽しみ。ジャック・タチ『パラード』の映像もチラっと。→VIDEOTAPEMUSIC「ON THE AIR」(Digest Movie) https://t.co/0F4GicgGd2 @YouTubeさんから
> ビリケンギャラリーのつげ義春トリビュート展「拝啓つげ義春様」を見てきた。伊藤潤二のカッコいい構図、島田虎之介のミニマルなアプローチ、近藤ようこのエロチシズムなどに、グッときまくり。あと、初めて見た川名晴郎の絵の「建物の裏側感」が素晴らしかった。川名さん、名前を覚えておこう。
> つげ義春トリビュート展「拝啓つげ義春様」、題材になっているのは圧倒的に「ねじ式」が多いけど、それ以外でも「この場面はあのマンガ」だとすぐ思い浮かぶわけで、その意味でつげ作品ってポップなんだなあと改めて思う。そんな中、クリハラタカシだけが「夜が掴む」を題材にしてたのもよかった。
> つげ義春トリビュート展「拝啓つげ義春様」、田中六大のコミック冊子「つげ・オブ・デッド」も購入。限定100部で400円。ツイッターで見たときから気になってたんだけど、これがまた素晴らしくって。つげ義春の世界観でゾンビを描き、かつ夏の気怠さと甘酸っぱさが伝わってくる。
> ジム・ジャームッシュ監督『ギミー・デンジャー』を観てきた。イギー・ポップの、つうかストゥージズの歴史を追ったドキュメンタリー。イギー・ポップについてそこまで詳しいわけじゃないんだけど、思いのほか面白くって。イギーって、トレーラーハウス出身だったのか。あと、ダイブの発明!
> ジム・ジャームッシュ監督『ギミー・デンジャー』、「俺たちはコミュニストだ」とメンバーでギャラを折半したり、ヒッピームーブメントを「臭かった」って評したり、イギー・ポップの面白さが爆発。客席のあちこちから笑いが起きていた。あと、変なダンス好きの俺としては、イギーのダンスも最高で。
> ジム・ジャームッシュ監督『ギミー・デンジャー』、言わずもがなだけどイギー・ポップの何にもおもねらない姿勢はカッコいいな。だいたい、あんなに背をしならせてマイクを握るミュージシャンはいないわけで。
> 先週観た映画。エミール・クストリッツァ監督『オン・ザ・ミルキー・ロード』。いつも通りっちゃあいつも通りだけど、バルカンミュージックが鳴り響き、銃がバンバン鳴らされ、花嫁衣装が風になびき、動物たちがうろつき回る。んで、戦争と婚姻とで大騒ぎ。この騒々しさが楽しいんだよな。
> エミール・クストリッツァ監督『オン・ザ・ミルキー・ロード』、何つっても戦争終結までの最初のパートが最高。時計のギャグやら、元新体操選手やら、ばしゃばしゃこぼれるミルクやら、狂騒的なパーティやら、雨漏りやら。後半は、この祝祭的なトーンが一変。マジックリアリズムな逃避行に。
> エミール・クストリッツァ監督『オン・ザ・ミルキー・ロード』、いつもと違うのは空撮が多いこと。ハヤブサの視点ってことなんだろうけど、ドローンを使ってるのかな。鳥の目から見れば、悲劇も喜劇も現実も幻想も、地上のできごとは区別がないってことか。人生や歴史は決して、ひと色にはならない。
> エミール・クストリッツァ監督『オン・ザ・ミルキー・ロード』、クストリッツァ自身が主人公を演じているんだけど、クストリッツァ、ちょっとポール・マッカートニーに顔が似てるな。あと、動物たちの演技はすごいよ。踊るハヤブサに、口移しで果物を食べる熊。これがCGじゃないっていうから驚き。

10/8
> べっぴんさん、べっぴんさん、ひとつとばして…。 https://t.co/la25Dvtu3P
> 今日はこれからベルウッドの記念ライブ。細野さん、慶一さん、あがたさんが並ぶという垂涎の布陣!
> 昨日はつげ義春、今日はベルウッド。なんつう週末だ。
> やっぱ、ベルウッドともなると客席の年齢層が高いな。私はリアルタイムではありません。
> 休憩タイムにロビーに出たら、キセル兄が物販のレコードを物色してた。
> 鈴木茂がロビーでサイン中。
> キセル、わずか2曲だけどべらぼうによかった!
> キセルのお兄ちやんが歌い始める瞬間が好きだ。決して強い声ではないのに、いっぱつで持ってかれる。で、弟がコーラスを重ね始める瞬間が好きだ。いっぱつでゾクゾクっとくる。
> 「ベルウッド・レコード45周年記念コンサート」新宿文化センターに行ってきた。二部構成で、1部ははちみつぱい&あがた森魚、2部は高田漣をバンマスに様々なミュージシャンがベルウッド曲をカバーし、最後に鈴木茂、細野晴臣という流れ。アンコールは全員で「さよならアメリカさよならニッポン」。
> 「ベルウッド・レコード45周年記念コンサート」、第1部はサイケデリックな「塀の上」とこってりした「赤色エレジー」が強力だった。第2部は、林立夫をドラムに迎えた鈴木茂「氷雨月のスケッチ」のテンションと、細野晴臣「相合傘」「ろっか・ばい・まい・べいべい」のゆるーっとした空気が好対照。
> 「ベルウッド・レコード45周年記念コンサート」、カバーコーナーでは何つってもキセル! 高田渡の「鮪に鰯」でなぜかうるうるきてしまい、ミュージックソウを使った「終りの季節」でまたうるうる。キセルが声を出した瞬間、空気が変わるっつうか。隙間が多いけど実は凝ってるアレンジも絶妙。
> 「ベルウッド・レコード45周年記念コンサート」、志磨遼平はライブで観るのは初めて。ちょっと美輪明宏っぽい感じで艶があるなあと。ハンバートハンバートの「教訓 I」もよかった。あえて今、この曲っていうメッセージを感じた。

10/9
> 新宿で用事があるので、その前にということで、アルタ前にきてみた。
> 枝野さん、スピーチ。
> 福山さん、スピーチ。
> 神保さんもきてるな。
> 枝野さんのスピーチは、かなりグッときた。「民主主義の主役は皆さんです」という、明確なメッセージ。
> そろそろ離脱。
> 新宿紀伊國屋にて。 https://t.co/SS7Rg7wLSE
> それにしても、三連休毎日新宿にきてるとは。
> 句会、いつもは遅れて行くんだけど、休日ということで最初から参加。以前参加したときはテキトーなボールペンで書いて「俺の字がひでーな」と思ったので、今回は書きやすいボールペンを用意し字をきれいに書く、ということに注力しました。
> そもそも字が汚い上に、パソコンがメインになっちゃってから、普段、字を丁寧に書くということをほとんどしないので、緊張するんだよね。こーゆーツイートだって、手書きだったら読めたもんじゃないと、つくづく思う。つか、面倒だからつぶやかない。
> 新宿アルタ前の枝野幸男のスピーチを聞き、つくづく俺はこーゆー言葉に飢えていたんだなと実感。政治家の語る、言ったもん勝ちな嘘や詭弁や逆ギレや揚げ足取りや扇動に、うんざりしつつもいちいち腹を立てるのがイヤで、半ばマヒっつうか諦めていた。でも、論理的で真摯な言葉はちゃんと響くんだよ。
> もう一つ、俺が現政権の何に腹が立っていたかを、枝野幸男がきっちり言語化してくれた、というのも大きい。トップダウンで不本意なものを押し付けられるのが、耐え難かったんだ。枝野さんは、「それは民主主義ではない」と明解に語っていて、まさに、と思った。右や左じゃなくて、もっと根本の話。
> しかし、政治家が脚立に立ってスピーチする、ってのは、「絵」としてもなかなか素晴らしいんじゃないだろうか。
> 僕はやっぱり、言葉が一番気になるんですよ。枝野さんは、扇動の言葉を語らない、というところがいいと思いました。相手をなんとなくその気にさせるための言葉ではなく、自らの考えをきっちり伝えるために語っているんだなあと。
> 直接的な暴力に晒されたら、俺なんか屈してしまうと思う。でも、それに抵抗するために、言葉や論理があるわけで、つまり「立憲」ってのはそういうことだと思う。

10/10
> この時間でももわっと暑いって、どーゆーことよ?
> IWJの枝野幸男インタビュー、とても面白かった。岩上安身は原理主義的すぎて質問者としてはダメだと思うんだけど、そのおかげで枝野幸男の政治家としての資質がよくわかる。こうあるべしと凝り固まった相手に対して、これだけ理知的に語れるのか。敵味方主義じゃない言葉の使い方。
> 超名曲! 夜道を歩くリズムで。→キセル - ベガ @ TAICOCLUB camps'11 https://t.co/uZgp1tGHC3 @YouTubeさんから
> この曲の場合、この画質や音質が逆にいい感じ。→KICELL CAFE TECO LIVE 「君の犬」 https://t.co/qtjb296gj3 @YouTubeさんから

10/11
> これ、素晴らしい。ずーっと観ちゃう。世界中に存在する、無数の片隅。→「閲覧数ゼロのYouTube動画」と「宇宙」の織りなすファンタジー|WIRED.jp @wired_jp https://t.co/bLWS5I70jO
> 誰の目にも留まらない動画の中にも、それぞれの人、それぞれの時間、それぞれの場所が存在している。当たり前のことだけど、それが、とても尊いことに思えてくる。
> 日本や海外のコミック・アーティストの描き下ろしアンソロジー『ターニングポイント』を読んだ。冒頭の松本大洋「ハナコさんのオナラ」は、「Astronaut.io」同様に、それぞれの場所、それぞれの時間を描いた作品で、とてもいい。
> 『ターニングポイント』、どの作品も面白かったんだけど、ジョン・キャサデイの「ハックルベリーの友達」は、最後のフレーズにガツンとやられた。「わかったよ。それじゃ、おいらは地獄に行くよ」。
> 昨日、カズレーザーの「貼り紙パイレーツ」で、カズレーザーが自販機のそばで古い写真を拾って、その持ち主を探し出して返しにいくというのをやっていた。40年くらい前の古い写真で、観光地らしき場所で女性二人、並んで写っている。なんてことない写真だけど、こーゆーのもグッときちゃうんだよな。
> 映画を観ていて、フィクションだとわかっているのに、ホームムービーの映像が流れる場面で無性にかきむしられてしまう、あの感じとか。
> 昨日ツイートした、キセルの「君の犬」のライブ映像。客席で素人が撮ったと思しき、画質も音質も粗い動画なんだけど、あれに感じる魅力って何なんだろう、と思ったり。
> 大学時代、合宿で宿泊先を掃除しているときに、誰かがビデオカメラを俺に向けてきたことがあった。スマホもデジカメもなかった時代で、「動いて、動いて」とか言われて箒を持ったままおどけたポーズを取ったことを覚えてる。あの動画が今どうなってるか知らないけど、見返したらどんな気分になるかな。
> 別に面白いことしてるわけでもないし、すごい他愛もない映像だろうけど、でもあのときの空気感みたいなものが映ってて、それはあのときにしかないものなわけで、見たら泣くかもしんない。
> マンボ、確かに! 昔のニュース映像もグッときますね。あと、デパートの風景とかも。

10/12
> 中学生の頃、新しい担任が最初の挨拶で「先生もみんなと一緒に成長していきたい」ってなことを言っていて、変なのと思った俺はそのことを母親に話したら、「先生の言うことを聞けっていうより、いい先生じゃないの」と返された。枝野幸男のスピーチを聞いて、そんなことをふと思い出したりして。

10/13
> テレビの党首討論であからさまな嘘をついたり、推定無罪を無視したりってなことが横行するなら、各テレビ局は翌日のニュースでちゃんと検証してほしい。ファクトチェックをしてまでがニュースですよ。
> 通りかかった駅前で、希望の党の候補者が演説してた。数分しか聞いてないけど、自分たちは「政権を担えるしっかりした野党で、なんでも反対の政権の足を引っ張るだけの野党とは違う」と、ひたすら野党批判。安倍一強を倒すんじゃなくて、野党を倒したがってるみたいだ。
> 維新、みたいなもんか。
> 長谷川豊は、ないわー。それだけは、ないわー。
> 今日のタモリ倶楽部は、見たほうがいいやつだな。
> 最高! やる気のないNO MUSIC, NO LIFE→トリプルファイヤー「カモン」 https://t.co/r71V62Fn5X @YouTubeより
> 伴田良輔さんがツイッターをやってることを知る。
> キング、一時期すごくハマってまして。買います!
> 中でも『IT』は本当に大好きで。あれだけ作品を書いて、未だ現役というのもすごいです。
> いや、ホント、どんだけ書くんだと。携帯電話のせいで人々がゾンビ化するとか、バカバカしい話も書いているところが、また素晴らしくて。

10/14
> 夕べはコニー・ウィリスの『オールクリア』を読み始めたら途中で止められず、朝までかかって読了した。やっぱ、コニー・ウィリスはすげえや。これだけ複雑に入り組んだ物語を知的に構成しつつ、感情を揺さぶる語り口。最後の数章でボロ泣き。涙の跡をつけたまま、朝方布団に入りましたよ。
> コニー・ウィリスの『オールクリア』、前作『ブラック・アウト』はすれ違いや遅延、つまり「ずれ」の物語だったわけだけど、『オールクリア』は、その「ずれ」こそが他者との出会いを生み人生を豊かにするという話だと思う。そして、そこで行なわれる市井の人々の利他的行為はすべて英雄的だと。
> コニー・ウィリスの『オールクリア』、言及される文学がシェイクスピアとアガサ・クリスティ、ってのもいいね。あと、アラン・チューリングも出てくる。
> コニー・ウィリス『オールクリア』、やっぱ「できることをできるかぎりやる」に尽きるなあ。人々のそうした行為が、辛うじて世界の崩壊を食い止めている。小説の舞台は空襲下のロンドンだけど、「今・ここ」の話でもあるわけよ。何度も口にされるこのセリフを思い出そう。「これはタイムトラベルよ」。
> アウトレイジから、間髪入れず猿の惑星へ。
> ゴッドタンの芝居ヤバい芸人選手権に出演してた本郷杏奈。あー、めっかっちゃった、という感じで、かなりの逸材。ホント、この番組はこーゆーグラビアアイドルを見つけるのが上手い。そして次週は、ナイツ土屋のいじり方。

10/15
> 昨日の新宿、こんなことになってたのか。この動画、熱気が伝わってきていいな。 https://t.co/ih7kGT0s9r
> 今から爆音ブレードランナー。前のヤツね。雨の降る日は雨の映画を。
> 2049の前に我が家のDVDを見返しておこう、と思ってたんだけど、せっかくの機会なので、スクリーンで観ておこうかと。ほぼ満席。おじさん多し。
> 外国人もけっこういるな。
> 丸の内ピカデリーの爆音上映、『ブレードランナー ファイナル・カット』を観てきた。いやあ、堪能。あの近未来描写は今じゃすっかりおなじみになっちゃったけど、夜と雨と蒸気とネオンやサーチライトのノワール感にシビレまくり。あと、透明なレインコートは、昔観たときと同じくらいわくわくした。
> 『ブレードランナー』は、高校生の頃「日本では当たらなかったけどすげー映画」って友人が激推ししてて、レンタルビデオで観たのが最初。最後に逃避行シーンがあるバージョンだった。俺は、デッカード=レプリカント説を唱えてたんだけど、『2049』の予告を見る限りでは人間だったみたい。
> ブレードラン歌。 ●人々を蝕む雨に煌めける広告塔の「強力わかもと」
> 清水ミチコが楠田枝里子のモノマネをしながら、「さて、私はロボットなんて古いタイプのものじゃありませんよ。レプリカントと呼んでください」ってなネタをやっていたのが90年代。この頃には、レプリカントって言葉がある程度浸透していたわけだ。
> 佐々木敦さんの筒井短編セレクトは、俺と好みが近くてうれしい。『ダンシング・ヴァニティ』は未読だけど、佐々木&大森の両方がベストに挙げてるとなると、俄然読みたくなってくる。
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