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4月のつぶやき(その2) [ツイート]

4月のツイートまとめ後半分。こうやって数カ月後に読み返してみると、すっかり忘れてる話題もあったりするわけで、「ココロヲ・動かす・映画館○」ってどうなったんだろうね。あと、果たして『アマルコルド』はソフト化されるのか、とかとか。

4/16
> 「ココロヲ・動かす・映画館○」ってネーミングは、「シェフの気まぐれサラダ」と同じ箱に入っている。
> 飲んでるときはそんなに食わないのに、家に帰ると蕎麦とか食いたくなるのは、どういう仕組みなのか?

4/17
> ↓昨日、『ムーンライト』について話してて、この金歯が話題になってた。俺も着脱式という発想がなかったので、びっくりした。へー、そーゆー仕組みになってんのかと。まるで鎧を脱ぐように、金歯を外すんだよね。
> 菅田将暉と葦原将軍の違いについて述べよ。
> 昨日は、「『漂流教室』と『デビルマン』は子供のうちに読ませるべき」という言葉をいただきました。教育勅語や銃剣道より、ずっといいと思うよ。
> 2日続けて、酒の席で楳図愛を披露してしまった。まあ、買ったばかりのわたしは真悟Tを着ていい気になってるわけで、そーゆー人なんだと思ってくだされ。
> 「僕は、ロック・フィーリングっていうものが大好きっていうか、なくてはならないものなんですよ」。福間さん、エルビスからエミネムまで聴くんだとか。→福間健二さんと、『ビリー・ザ・キッド全仕事』について、語る。 https://mayucok.wordpress.com/2017/04/16/w_fukuma/ @ebimayuさんから
> 「実体験で学んだことはいくつもある。例えば、子供が無条件で好きなのはオナラよりも「風船」。目の前に風船があるだけで子供たちのテンションが上がる」→海パン一丁の一発屋から子供たちのヒーローに。小島よしおの逆転劇 https://news.yahoo.co.jp/feature/578 #Yahooニュース
> 春の嵐で揺れてるような気がしただけだと思ったら、やっぱ地震だったのか。

4/18
> 昨日の句会、俺は「春の句を」なんて考えてたんだけど、「夏近し」「夏隣」って季語を使ってた人がいて、ああもう「夏」って言葉を使ってもいいのか、と思った。今日の暑さとか、まさに「夏隣」だよなー。
> 半袖短パンのおじさんと革ジャンにブーツの若者が、並んで歩いている。
> 一覧化、図表化するのって、大事。問題の整理、振り返り、などなど。その意味で、東京新聞はいい仕事をしていると思う。

4/19
> 学芸員はなんとか発言も、朝鮮人虐殺のHP削除も、やっぱり根っこに知の軽視を感じるな。いや、ここ数年、ずっとこーゆーことが続いてるわけだが。
> ↓俺は、世間知も失われている気がしてるんだよな。以前は、「口ばっかりのはったり野郎」とか「いざというときに裏切るコウモリ野郎」みたいなものを世間は見抜いてたと思うんだけど、今はさして問題にされないというか。

4/20
> 「ケトル」最新号は、なんと『ブレードランナー』特集。近未来SF特集でも、ディック特集でも、リドリー・スコット特集でもなく、ブレランだけで特集を組むという潔さ。
> 「夜の巷を徘徊する」、先週の商店街も素晴らしかったけど、今週の19歳男子たちとの交流もよかった。「初めて会う芸能人がマツコって…」「悪かったな!」「いや、インパクトがありすぎて」「じゃあ、誰だったらいいんだよ」「…ゆってぃとか」。なるほど!

4/21
> ↓平野啓一郎さんが指摘している通りだと思う。監視と密告がなければ、共謀罪を証明するのは困難。てことは、一般人だろうが何だろうが、監視対象にならないように振る舞わなければならない。つまり、政権の意向を誰もが日常的に「忖度」することになる。日々の暮らしに直結する話だ。
> 国会前の通りは、今頃つつじが咲いているだろう。 ●つつじ群れ共謀罪のあるくらし
> ホント、いま普通に享受している「言いたいことが言える自由」をなめないほうがいいと思うよ。言いたいことが言えなくなったら、「言いたいことを言えなくて苦しい」とか「言いたいことを自由に言わせろ」ってことすら言えなくなるんだから。
> ラジオで、ゲストの三浦大知にダンスをリクエストするバナナマン。ラジオで! 設楽統「踊ってくれてるよ! 踊ってくれてるよ!」
> 毎年、電話口の森山直太朗を雑に扱うバナナマン、面白いなあ。
> ♩どこもかしこも駐車場~車があったら便利かな~ 森山直太朗「どこもかしこも駐車場」
> そしてこれから、バナナムーンでラジオコントスペシャル。ぜいたくだなあ。
> ラジオコント、面白かったー。バナナマンのルーツにスネークマンショーがあることが、よくわかる。

4/22
> 「ぼくの『風櫃(フンクイ)の少年』も7日間で公開打ち切りになりましたし、そんなことばかりでした」→エドワード・ヤン&ホウ・シャオシェン決別説の真相は?二人の天才の秘話(1/2) - シネマトゥデイ https://www.cinematoday.jp/page/N0091100 @cinematodayさんから
> 「前は自分一人でほぼ丸々一冊記事を書いていたけど、今は編集長、みたいな」→話題性より大事なのは狂気的な熱量...ライムスター宇多丸が語る「タマフル」の10年 #utamaru #TBSラジオ https://www.buzzfeed.com/tatsunoritokushige/utamaruradio1?utm_term=.lvnEeG381 @tatsunoritokuさんから
> ↓なるほど。雑誌が売れないってな話はよく聞くけど、ラジオがある種の雑誌的な役割を担っているのかもしれない。情報だけを並べるならネットには勝てないわけで、やっぱり「特集」よ。雑誌もラジオも。
> 「とりあえず、みんなブログを始めたらいいんじゃないかな (笑)。クソな世界だけじゃなくて、好きなものとかについて適当に語りまくってほしいよ」。うん、好きなものについて語るのはすごく大事。パンもバラも求めよう。https://tvod.tumblr.com/post/159792280259/011-mo-pleasure-mo-problems
> 銀シャリ橋本に対して、おぎやはぎ小木「西っぽいよ。西っぽい」
> 諸星大二郎『BOX~箱の中に何かいる~』2巻を読んだ。諸星版RPGといった趣きで、すっごくヘンテコ。各章にオマケのパズルがついてるし、「ぱらいそさいくだ」的な場面も出てくるし、ギャグなのかホラーなのかよくわからない感じで、しかも珍しく数巻に渡る長編。
> ある不条理な設定に放り込まれた登場人物がトライ&エラーを繰り返して脱出する的な、「さあゲームの始まりです」的な、要するにRPG的なマンガって他にもありそうな気がするし、あんまり好きじゃないんだけど、諸星大二郎が描くと誰にも似てないものになっちゃうというか。

4/23
> たぶん初めて、武道館アリーナ席のチケットをゲットした。わあお。
> 俺は基本的に、イベントや映画の「予約」って面倒で、その日の気分で決めたいタイプ。なので、アリーナ席になることは、まあないわけですよ。それが、今回は先行抽選の段階から動いたのだ。ふふふ。
> 湯浅政明監督には、30~40年代の狂ったカートゥーンに近いものを感じる。極端なディフォルメ、目まぐるしいメタモルフォーゼ、歪んだパースなどなど。俺の大好物なやつ。
> ディズニーの色彩感覚、フライシャー兄弟のシュールレアリズム、テックス・アヴェリーのスピード感、チャック・ジョーンズのデザインセンスなどなど。
> これから、シュワルツネガーじゃないほうのT2。
> 例によって、見上げる席。
> T2のポスターの前で、自撮りしてるおじさんがいた。個人史、だな。
> 前作公開時はまったくそーゆー意識はなかったが、T2の彼らは俺と同世代だったのか。そりゃあ、髪も薄くなるし、腹も出るよな。ちょっと走りゃあ、すぐ息切れだ。
> 『トレインスポッティング』といえば、ニカっと口を開けたユアン・マクレガーのあのジャンキー笑いだけど、ここんところTLに流れてくるナオト・インティライミの笑顔もあれっぽいよね。
> 過去の映画パンフをどこにしまっちゃったかわからないので印象だけで言うけど、『T2 トレインスポッティング』のパンフ、前作のパンフの色づかいや文字組を再現してるよね。愛だなあ。
> 『T2 トレインスポッティング』のパンフ、非常に充実した作りになっている。ただし、文字サイズや文字色が、あれから20年経ったおじさんの目には、かなり読みづらい。家に帰ってコンタクトレンズを外してから、読むつもり。
> これは今回の『T2 トレインスポッティング』のパンフだけど、前作のパンフにも、こーゆーイカれた文字組があったのよ。変なことするなあと、やけに印象に残ってる。 https://pic.twitter.com/0JqO9LYzuB
> 次回のタマフルは、柴田元幸がゲストとな! 翻訳小説の特集らしい。これでガイブン好きが増えるといいな。
> 俺がトレインスポッティングのパンフを読み耽ってる間に、オザケンがテレビに出ていたのか。90年代じゃなくて、2017年の話ですよ。

4/24
> 丸尾末広『トミノの地獄』3巻、なんとメビウスが1991年に書いた丸尾評が掲載されている。「丸尾は、すべての禁忌を犯さずにいられない病に罹っている」「わたしたちすべてが、完璧に閉じられた函の中に監禁されて、絶望的な叫び声をあげているという事実を、丸尾は教える」とかとか。
> 横山旬『あらいぐマンといっしょ』上巻を読んだ。横山旬、やっぱり面白いなあ。第3話では、ピーズの「いんらんBaby」が引用されている。あと、あらいぐマンと旅する巨漢のパンクス、リンタローにちょっとカズレーザーの雰囲気があり。
> セブンイレブンに置いてあるフリーペーパー「7ぴあ」に、The ピーズのはるくんのインタビューが掲載されていた。「応援する方もこ、こっちも、みんなせいせいできるチャンスだなって」「結婚式なのか、生前葬なのか分かんないけど」「“轟音ピーズは武道館まで”、それが目標になっている」など。
> 「7ぴあ」、The ピーズのはるのインタビュー。「ここで会えるのが最後になるっていう人、いっぱいいると思うんだよ、日本中から集まったら。お客さんも、友達も。だから、絶対集まっといてよかったなと、思うよね」。ああ、そういう境地なんだな。
> ダニー・ボイル監督『T2 トレインスポッティング』、前作にそれほど思い入れはないんだけど、「時の流れ」の残酷さにグッときてしまった。若い頃はどんなクズでもまだ可能性が開けてたんだと、クズのまんま大人になったあるときふと気づく。今やかつてのように疾走できず、息があがっちゃうんだよ。
> ダニー・ボイル監督『T2 トレインスポッティング』、「未来を選べ」という前作のフレーズの解答編になっているのも面白い。主人公レントンの長セリフには、「未来を選んだ結果がこれかよ」とか「選んだつもりが選ばされてるだけじゃないか」といった、負け犬の苛立ちと混乱がにじんでいる。
> ダニー・ボイル監督『T2 トレインスポッティング』、「書くこと」「物語ること」が救いになり、過去に落とし前をつけることにもなるというのも、すごくいい。救われるのは、書いた自分だけじゃない。それを読んだかつての仲間にも、ある変化が訪れるんだよ。
> ダニー・ボイル監督『T2 トレインスポッティング』、前作に対する目配せ的な場面は数知れず。トイレが出てくりゃ、わっ、と思い、駅に降りたてば、ああ、と思う。あと、音楽も記憶の呼び水になるよね。遠くから聞こえてくるような「Born Slippy」のイントロのように、過去がよみがえる。
> 現在の自分の隣の席に、若かりし頃の過去の自分が座るような錯覚を覚えることってあるじゃん。ない? 俺はあるのよ。『T2 トレインスポッティング』に織り込まれた前作の映像は、俺にそんな感覚を思い出させた。腹の出たレントンが、あの曲で踊る場面も。
> 以前作った短歌。 ●汗だくになって踊っていた頃の私がふいに隣に座る
> ●若者の孤独の痛み中年の孤独の哀れ 二度目は喜劇

4/25
> しかし、なんなんだ、あの復興大臣は。失言って、聴衆への受け狙いとか、本音がポロっと出ちゃったとか、あえて口にしてマッチョぶるとか、いろんなパターンがあるけど、復興大臣のアレはそのどれとも違う。だってさあ、公の場であんな発言したら問題だということすら気づかない、アレな人なわけで。
> 復興大臣のあのひどい発言に、たいした意図があるように見えないんだよね。ペラペラと自動的にあの手の言葉が出てくるってのは、むしろなーんも考えてないからじゃないかな。被災地のことも、復興のことも、なーんも。要するに、仕事ができない大臣ってことだ。
> 被災者への想像力を欠いた復興大臣、法案の説明ができない法務大臣、自衛隊の状況を把握しない防衛大臣。なんで、真面目に仕事をしない者ばかりがポストに就いているんだ?

4/26
> 今日のドミューンはあがたさんかー。誰が実況してくれないかな。
> やってもやっても仕事が切れず、気持ちが休まらない。残業感、だな。
> あら、ジョナサン・デミの訃報…。
> んー、やっぱ、バイト時代の『ストップ・メイキング・センス』の思い出のツイートは消しておこう。
> 「2020年まで毎年アルバムを作って、311について考えることに意義があると思っているんですよ」。これはとてもいいインタビュー。→あがた森魚インタビュー 震災後に決意した10年計画とメッセージ http://www.cinra.net/interview/201704-agatamorio @CINRANETさんから
> ↓CINRAのインタビューで、あがた森魚がかなり突っ込んだ話をしている。震災後の10年を定点観測するように毎年アルバムを作るというのもすごいし、それが最終的にポジティブなものへとつながっているのもすごい。新作『べいびぃろん』は、これから聴きます。

4/27
> 沢田マンション! 一度行ってみたい。
> 俺も子供の頃にツツジの蜜を吸ったことがあるけど、種類によっては毒があることを最近知った。油断ならないな、ツツジは。
> カフカの落書き、ジャック・タチのポスターみたい。
> 千葉雅也さんのツイートで知った歌集、仲田有里『マヨネーズ』を読んだ。なんだろう、歌の骨組みを見せられてるような素っ気なさにドキりとする。歌集のタイトルは、冒頭のこんな歌から採られている。 ●マヨネーズ頭の上に搾られてマヨネーズと一緒に生きる
> 仲田有里『マヨネーズ』、だからどうした、と言いたくなるような歌が並んでいて、でもそうしたものが日々を形づくってるんだという切実さを感じる。例えば、歌にしなければ消えちゃうかもしれないけど、こういう夏が確かにあったということ。 ●屋外でアイスクリームを食べる人私も去年そこで食べてた
> 仲田有里『マヨネーズ』の、言いたいことはそんなにない、31文字でも多すぎる、というような字足らずっぷりにもグッときてしまう。気持ちにぽかんと空白が生まれる感じ。 ●ビデオ屋の角を曲がって夕飯を菓子パンにする帰り道
> 仲田有里『マヨネーズ』より、もう一首。ああ、不在の部屋を思って、ぽかんとしてしまう。 ●洗濯を干したまんまで3日間旅に出たり、水を飲んだり

4/28
> ひゃっほい! https://t.co/84ikMIN1Ul
> Mステ見られなかったので、アルバムで矢野顕子×上原ひろみの「ラーメン食べたい」を聴きながら帰路。すごい疾走感。もお、食べたくて食べたくてたまらない感じ。
> はたから見ればたかがラーメンかもしれないけど、当人にとっては切実なんだよなあ、と思う。ラーメン食べたい、ひとりで食べたい。そんな個人的でささやかな欲望を、矢野顕子は思いっきり肯定する。
> 人のラーメンを笑うな。
> ラーメン食って帰ろう。
> 俺が「ラーメン食べたい」に感じる肯定感は、例えば「ドキュメント72時間」に感じるものにも似ている。
> バナナマンの二人は、同じ型の電動歯ブラシ使ってるのか。
> でしょ。だと思ってたよ。監視された人は誰もが、自動的に「一般人」じゃなくなるってこと。だから反対なんだよ。→嫌疑ある段階で一般人ではない 「共謀罪」で盛山副大臣 | 2017/4/28 - 共同通信 47NEWS https://t.co/7nfztN27BP
> 「裁判所は、権力に「なびきやすい」と知るべきです」。これは怖い指摘。→共謀罪で司法は歯止めにならない 元高裁判事が語る〈AERA〉(dot.) - Yahoo!ニュース https://t.co/7Dm89McmK7 @YahooNewsTopics
> 「「共謀罪」を「共謀罪」だけで捉えてはいけない」「多様な言論統制メニューや、ハイテク技術を駆使した監視システムの数々との連動を念頭に置く必要がある」→共謀罪:危なすぎる法案 「国民」に「絶対服従」を強いる!=斎藤貴男 - 毎日新聞 https://t.co/25WEvYhqMX
> これも読んどこうね。→共謀罪ってなに?~LINEもメールも監視される時代に?~ https://t.co/Fkk8V5jkAp #POST
> 監視社会になる、言論が萎縮する、というのは確かに共謀罪の大きなポイントだけど、もう一つ、いつでも過去に遡って罪に問えるというのも非常に怖ろしいと思う。「やっぱ止めた」と犯罪を思いとどまっても、罪は消えないわけでしょ。しかも、それが犯罪かどうかはかなり恣意的に決められる。
> 共謀罪は、これをしていれば罪には問われない、というラインがあまりに曖昧で、俺らの間に不信感を生むことになると思う。組織的犯罪集団と見なされないように、危なっかしい相手には近づかないようになる。何が危ないかわからないから疑心暗鬼になり、権力の顔色をうかがうようになる。
> あと、誰かが指摘していたんだけど、共謀罪ができると警察の捜査能力が著しく落ちるんじゃないか、ってのは盲点だった。こんなに恣意的に使える武器を与えたら、まともに捜査しなくなるんじゃないかと。なるほど。

4/29
> 渋谷タワレコで、あがたさんと慶一さんのインストア。おじさんおばさんだらけ。
> わ、『アマルコルド』! この映画、すごい好き。BSは観られないんだけど、ひょっとしたらソフト化されるかも。されろ!
> 今日は渋谷のタワレコへ。あがた森魚、鈴木慶一、和田博巳によるインストアイベントに行ってきた。トークコーナーではあがたさんが大人しくて、なぜかあまり喋らない。ところが、そのあとのミニライブでいきなりとつとつと語り始め、歌になるとエモーションが爆発。もう、びっくりだよ。
> 渋谷タワレコの、あがた森魚&鈴木慶一のミニライブ。「春一番にいかなくちゃ」と「大寒町」の2曲を演奏。「大寒町」では、二人がシャウトで掛け合い。その間じゅう、慶一さんは嬉しそうにニヤニヤしてて。いやあ、いいもん見た。

4/30
> 「Session-22」の梅佳代の回を聞いた。面白い人だなあ。中学男子の写真を撮るときに、数カ月会わなかっただけで別人のように素っ気なくなるという、思春期男子特有の距離感に大喜び。「心の中で拍手。出ましたー、みたいな」「面白いなあと思って。もうならんから、私はそれに」。
> 「厨二」みたいな言い方をされるけど、俺ももうおじさんだからさ、あの中学生特有の自意識と無邪気さが入り混じったような感じって、妙に愛らしく思えてくる。それって、梅佳代が言うように、もうあの感じにはなれないからかもしれない。
> 毎日、17時になると街に流れる「遠き山に日は落ちて」のメロディー。なんか、今日は変な針飛びみたいな感じになってた。♩とーおきーやきーやーまにひーはおちおちてーてー、みたいな感じ。こうした微妙なズレから、異空間に迷い込んだりするんじゃないかな。
> 『フリー・ファイヤー』、いま観終えたんだけど、軽く興奮状態。すげー面白いじゃんか! 90分の映画が好きなみんな、これは観といたほうがいいやつだよ!
> 『沈黙 サイレンス』を撮り、『牯嶺街少年殺人事件』のデジタルリマスターに関わり、『フリー・ファイヤー』の製作総指揮を務める、マーティン・スコセッシの偉大さよ。
> ベン・ウィートリー監督『フリー・ファイヤー』、最高だった。10名の小悪党たちが、工場跡地でひたすら罵り合いながら銃撃戦をするという90分。見せ場でズバン、とかじゃないの。だらしない戦場のようにずーっと撃ち合い。だらしないんだけど、尻上がりに加速する展開と細部のアイディアに大興奮。
> ベン・ウィートリー監督『フリー・ファイヤー』、小気味よく人がばたばたと死んでいくと思いきや、監督のリサーチによれば撃たれても人はなかなか死なないそうだ。かくして、どいつもこいつも満身創痍でトカゲのように這いずり回りながら、映画史上最も往生際の悪いガンファイトが繰り広げられる。
> ベン・ウィートリー監督『フリー・ファイヤー』、登場人物がみんな小物というかクズなのもいい。銃撃のそもそもの発端とかホントしょーもないし、このままじゃ全滅だからここで手打ちにしようってな冷静な判断をするヤツがひとりもいない。撃ちやがったなちくしょう、であっという間にヒートアップ。
> ベン・ウィートリー監督『フリー・ファイヤー』、俺が一番気に入ったのは、火だるまになった男の行動。火だるまのシーンは映画で何度も見たけど、こんなのは初めてじゃないかな。あと、終盤の工場のシャッターにもにんまり。ニクいね、どうも。
> 工場跡地での銃撃戦だけで90分もたせちゃった『フリー・ファイヤー』、家の中での追いかけっこだけで90分もたせちゃった『ドント・ブリーズ』。この手の閉鎖空間で、限られた登場人物で、上映時間がタイトってな映画が好きだ。使えるものは全部使うってな、アイディアがてんこ盛り。
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